WORK

ヒュンメルというブランドで
スポーツの輪を拡げる

東京支店でヒュンメル販売部に所属し、自社ブランドhummel(ヒュンメル)のスニーカー販売を担当している高橋和希は、ヒュンメルスニーカーの販売、通販、PRに携わっている。スニーカーショップ、セレクトショップ、通販サイト、そして直営店であるS-Rush原宿と、ヒュンメルスニーカーのあらゆる販売シーンに立ち会っている彼は、その経験をブランディングに繋げようと試みている。

Kazuki Takahashi 高橋和希

東京支店勤務 / ヒュンメル販売部所属
2013年4月入社 / 最終学歴:大卒、商学部 / インタビュー:2016年11月実施

スポーツを仕事にしたいと思っていた学生時代

「大学1年生の時から、スポーツの会社に入りたいと思っていたんです」と語るのは、入社4年目の若き営業マン。大学では、マーケティングのゼミに所属し、野球とサッカーのサークルを掛け持ちで楽しんだ。

将来については、早くから考え、そして行動する学生は、「自分の好きなことを仕事にしたいと思い、一年生の頃から、それに向かって考えたり、行動していました。サークルでも広報を担当して、ウェブサイトを運営したり、twitterで大会の告知を行ったり」

高橋がスポーツの凄さを体感したのは、小学生の頃に遡る。2002年に開催された日韓ワールドカップがひとつのきっかけとなった。そして、地元の浦和レッズのを応援しに行く時にもそれを感じたという。「スタジアムに入った時の一体感と高揚感。理屈なしに心が震えるのが好きなんです」

今はフットサルを週3で楽しむ。「サッカーやフットサルってコミュニケーションが取れて、メンバーと自然と仲良くなれる。気づいたら参加するチームが増えていたり、交流の輪が広がっていたり。色んな人と繋がりながら楽しめるスポーツの良さを感じているので、ヒュンメルというブランドを通して、そのスポーツの輪を拡げていきたいと思っています」

S-Rushでの経験を生かして

2015年2月にOPENしたS-Rush原宿は、エスエスケイが手がけるリテールビジネスとしては、初めてとなるスニーカーショップ。10月にはZOZOTOWN店をOPENさせたが、ファッションサイトでの通販サイト運営は、会社としても新規ビジネスとなった。「分からないことだらけで、手探りの毎日でしたけど、いい意味で開き直ってやることができました」

各通販サイトの運営やS-RushのSNS管理などを行うが、様々な形態のショップでどのようなシューズが売れているのかを肌で実感しているため、商品の品揃えはもちろん、今、セレクトではこんなシューズが売れ始めているから、といった情報を店舗スタッフと共有し、販売している商品以上の知識が持てるようにと、自然と若いスタッフの育成も行っている。

「今後はもっと、ヒュンメルの良さを伝えていく仕事がしたいですね。長期的な視点で、ブランド価値を高め、ヒュンメルファンを増やしていきたい」と語るが、2016年にはS-Rushで行ったFACE氏のシューズドローイングとミタスニーカーズとのコラボスニーカーローンチパーティーのふたつのイベントにも関わり、経験の幅を拡げている。

「スポーツを仕事にしたい、と思ってエスエスケイに入りましたが、今はライフスタイルがメインになっています。それでも毎日が新鮮で面白いですし、楽しんでやっていくことが、ヒュンメルにとっても、僕自身にとってもプラスになると思っています」