【ヒュンメル】広島と長崎から平和を祈念するピースユニフォームを発表!

デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、この夏、2年ぶりに広島で開催される「HiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW PEACE MATCH」のエキップメントパートナーとして、サッカー広島県選抜と長崎県選抜のジュニアユースチームが着用するピースユニフォームを作成しました

■7年目のピースユニフォーム

日本でヒュンメルを展開する株式会社エスエスケイは、スポーツを通じて、人を、そして社会を元気にしていくことを目指しており、産官学連携で、スポーツの力を活用し、健康な暮らしや街づくりに挑戦しています。東大阪市とスポーツの連携協定を結び、数々のスポーツイベントを実施したり、複数の自治体の指定管理施設の管理運営を行っています。

さらに、被爆70年となる2015年より、ヒュンメルでピースユニフォームを発表。スポーツを通した平和を考えるきっかけにしています。7年目となる今回は、広島選抜と長崎選抜の2つのユニフォームを同じ考え方でデザイン。広島のユニフォームの前面には原爆ドーム、背面には平和祈念像を、長崎のユニフォーム前面には平和祈念像、背面には原爆ドームをプリントしました。

 原子爆弾の被爆地である広島県と長崎県が、同じ「核兵器のない世界」というゴールに向かって、70年以上の歩みを続けてきたことを受け、広島は長崎の、長崎は広島の平和への願いを背負うデザインに。また、原爆ドームと平和祈念像の周りには、花言葉が「平和」や「希望」を意味するデイジーを配置。原爆ドームの周りには6輪、平和祈念像の周りには9輪の花を咲かせ、86日と89日をイメージ。平和や希望が広がる様子を表現しました。

平和の尊さ

ピースマッチを含めた4大会に参加する約500人の選手は、碑巡りなどで平和学習を行います。今大会の発起人でもある松井一實広島市長は、7月28日の記者会見で、「若い人が被曝の実相を学び、乗り越えるトレーニングをすることは大事なこと。難しい状況にあっても、知恵を出し、バランスをもってやり抜いてほしい」と選手への期待を口にしました。

今大会の後援となった国連訓練調査研究所(ユニタール)の広島事務所の隈元美穂子所長(持続可能な繁栄局長兼務)は、「国連は、戦争の悲劇から学び、持続可能な平和を築いていくために設立されました。困難からのしなやかな復興と平和を体現する広島と長崎の意匠とともに、国連ユニタールのロゴをユニフォームにあしらっていただくことを、とてもうれしく、光栄に思っております」と話しました。

株式会社エスエスケイの代表取締役社長である佐々木恭一は、「コロナ感染症により、昨年は開催できなかったピースマッチが2年ぶりに開かれることを嬉しく思っています。前回大会に続き、エキップメントパートナーとして参加しますが、未来を担う若者たちが、平和を願ったユニフォームでプレーする姿を通して、平和の尊さを再度かみしめることができればと思っています」とこの夏もピースユニフォームを発表する意義を語りました。

■ピースマッチは8/7開催

HiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW」は、ピースマッチに加え、U-18男子とU-15女子で4チームによるリーグ戦、小学生16チームによる大会も行われます。U-18とU-15のリーグ戦に出場する男女の広島県選抜は、ピースユニフォームを着用。ピースマッチの2チームに加えて、合計4チームがヒュンメルのピースユニフォームでプレーします。ピースマッチは、87日の16より、広島広域公園第一球技場・補助競技場で開催。いずれも関係者のみのリモートマッチになります。