キリマンジャロで史上“最高”の試合

アフリカ大陸最高峰キリマンジャロを登ることで、スポーツにおける男女平等に関する意識を高めようと、6大陸から30人以上の女性が、タンザニアに集まりました。6月24日、FIFAが承認したサッカーの試合として最高の標高でのゲームとなる5,729mの高地で女性たちはプレー。ギネス世界記録認定の申請を行いました。

世界中からボランティアで集まった選手たち

このイベントに参加したのは、15才から55才までのアマチュア選手とプロ選手で、6大陸20カ国以上からボランティアで集まりました。選手の中には、元代表選手も多くおり、2011ドイツのファイナルでなでしこジャパンと戦ったローリ・リンジー(元アメリカ代表)や元フランス代表のサンドリーヌ・デュサング、元イングランド代表のレイチェル・ユニット、元ドイツ代表のペトラ・ランダース、元メキシコ代表のモニカ・ゴンザレスもいました。

Volcano FCとGlacier FCの2チームは、ヒュンメルのユニフォームをまとい、試合に臨みました。試合はFIFA公式のコートサイズ、ゴールで行われ、標高5,729mの火山灰のピッチでのプレーとなりました。22名の選手たちは、世界最高の標高にあるスタジアムであるボリビアのエスタディオ・エルナンド・シレスよりも2kmも高い高度で90分のフルゲームを戦い、スコアレスドローで試合を終えました。

スポーツにおけるチャレンジ

女性に対する暴力根絶を訴えるNGO団体「Equal Playing Field」の共同設立者であり、Glacier FCのエリン・ブランケンシップは次のようにコメントしています。「当初から、世界記録を打ち立てようという考えがありました。それは普通には挑戦することができないことだからでした。性別に関わらず、19,000フィートの高地でチームスポーツを行うことは、なかなかできないことだと思います。その上で、スポーツにおける、特に女子サッカーにおける平等に関して、選手や組織、そしてチャレンジの在り方を示すことができました。今回のイベントは、私たち女性アスリートが取り組んでいくプラットホームとなるでしょう。

FIFAも設立に関わったNGO団体「Football for Peace」の共同設立者であり、元パキスタン代表選手である選手であるカシフ・シディキーは、「スポーツは普段の自分にチャレンジすることに大きな役割を果たし、次世代の女性にとってもポジティブでより良い機会を創出する力を持っています」と語りました。

スポーツにおける男女平等のため

2018年までに、Equal Playing FieldとFootball for Peaceは、集まった資金を使って、約15カ国でサッカークリニックを開催します。彼らはスポーツにおける男女平等を促進するために、クラブとのパートナーシップやサッカースクールのサポートを行います。

「Change the World Through Sport(スポーツを通じて世界を変える)」というブランドミッションに基づいて活動を行うヒュンメルにとっても、彼らは重要なパートナーです。ヒュンメルのコーポレートコミュニケーション担当のモルテン・ヴェストバーグは、「性別や宗教、富にかかわらず、スポーツをすることについては、誰も邪魔立てをすることはできません。キロマンジャロの高地でプレーした女子サッカー選手は、そうした事実をとても美しく証明して見せてくれました。彼女たちは、アフリカ最高峰に登頂し、標高5,729メートルの高地でサッカーの試合をし、世界記録を樹立しました。そして同時に、スポーツの平等意識を高めることに成功したのです。私たちは、性別に関わらず平等にピッチに立てる日がくるまで、スポーツにおける偏見と戦い続けなくてはなりません」と話しています。

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キリマンジャロで史上"最高"の試合
@Kilimanjaro, Africa 24th Jun, 2017

アフリカ大陸最高峰キリマンジャロを登ることで、スポーツにおける男女平等に関する意識を高めようと、6大陸から30人以上の女性が、タンザニアに集まりました。6月24日、FIFAが承認したサッカーの試合として最高の標高でのゲームとなる5,729mの高地で女性たちはプレー。ギネス世界記録認定の申請を行いました。

世界中からボランティアで集まった選手たち

このイベントに参加したのは、15才から55才までのアマチュア選手とプロ選手で、6大陸20カ国以上からボランティアで集まりました。選手の中には、元代表選手も多くおり、2011ドイツのファイナルでなでしこジャパンと戦ったローリ・リンジー(元アメリカ代表)や元フランス代表のサンドリーヌ・デュサング、元イングランド代表のレイチェル・ユニット、元ドイツ代表のペトラ・ランダース、元メキシコ代表のモニカ・ゴンザレスもいました。

Volcano FCとGlacier FCの2チームは、ヒュンメルのユニフォームをまとい、試合に臨みました。試合はFIFA公式のコートサイズ、ゴールで行われ、標高5,729mの火山灰のピッチでのプレーとなりました。22名の選手たちは、世界最高の標高にあるスタジアムであるボリビアのエスタディオ・エルナンド・シレスよりも2kmも高い高度で90分のフルゲームを戦い、スコアレスドローで試合を終えました。

スポーツにおけるチャレンジ

女性に対する暴力根絶を訴えるNGO団体「Equal Playing Field」の共同設立者であり、Glacier FCのエリン・ブランケンシップは次のようにコメントしています。「当初から、世界記録を打ち立てようという考えがありました。それは普通には挑戦することができないことだからでした。性別に関わらず、19,000フィートの高地でチームスポーツを行うことは、なかなかできないことだと思います。その上で、スポーツにおける、特に女子サッカーにおける平等に関して、選手や組織、そしてチャレンジの在り方を示すことができました。今回のイベントは、私たち女性アスリートが取り組んでいくプラットホームとなるでしょう。

FIFAも設立に関わったNGO団体「Football for Peace」の共同設立者であり、元パキスタン代表選手である選手であるカシフ・シディキーは、「スポーツは普段の自分にチャレンジすることに大きな役割を果たし、次世代の女性にとってもポジティブでより良い機会を創出する力を持っています」と語りました。

スポーツにおける男女平等のため

2018年までに、Equal Playing FieldとFootball for Peaceは、集まった資金を使って、約15カ国でサッカークリニックを開催します。彼らはスポーツにおける男女平等を促進するために、クラブとのパートナーシップやサッカースクールのサポートを行います。

「Change the World Through Sport(スポーツを通じて世界を変える)」というブランドミッションに基づいて活動を行うヒュンメルにとっても、彼らは重要なパートナーです。ヒュンメルのコーポレートコミュニケーション担当のモルテン・ヴェストバーグは、「性別や宗教、富にかかわらず、スポーツをすることについては、誰も邪魔立てをすることはできません。キロマンジャロの高地でプレーした女子サッカー選手は、そうした事実をとても美しく証明して見せてくれました。彼女たちは、アフリカ最高峰に登頂し、標高5,729メートルの高地でサッカーの試合をし、世界記録を樹立しました。そして同時に、スポーツの平等意識を高めることに成功したのです。私たちは、性別に関わらず平等にピッチに立てる日がくるまで、スポーツにおける偏見と戦い続けなくてはなりません」と話しています。

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