
1923年のブランド誕生以来、ヒュンメルはスポーツと共に長い歴史を歩んできました。
そして90年以上が経過した現在も、ヒュンメルは「Change the World Through Sport(スポーツを通して世界を変える)」をミッションに新しいチャレンジを続けています。
1923 A NEW ERA
ドイツの靴職人アルバート・メスマーは、世界で初めてスタッド付きのフットボールブーツを開発。
身体が重すぎて理論上飛ぶことができないマルハナバチが、努力の末、飛べるようになったという逸話を、不可能なプレーを可能にしたフットボールブーツに重ね合わせ、ドイツ語でマルハナバチを意味するhummelをブランドネーム&ロゴに採用し、ヒュンメルの歴史はスタートしました。
同年、アルバートは、弟のマイケル・ルートヴィッヒ・メスマーとともに、「メスマー・アンド・カンパニー」を設立しました。

1956
若き実業家ベルンハルト・ウェッケンブロックが会社を引き継ぎました。
アスリートが共感できるユニークな個性さをもち、また着ていて誇りに思える商品でなければならないと彼は考えました。
そこで、チームスピリットや前進、勝利への意欲の象徴として、クラシックなシェブロンラインが誕生。
ヒュンメルに、シェブロンラインという新たなアイデンティティが追加されることになりました。

1968
ドイツブンデスリーガ2部のMSVデュースブルクと契約を締結。これがヒュンメルにとって初となるスポンサー契約となりました。
1969
ヒュンメル最初のスポーツウェアコレクションを発表。マルハナバチは、現在よりも丸いバージョンで作成されていました。
1970
北ヨーロッパ市場に参入。ヒュンメルのカラフルなスポーツウェアは瞬く間に人気となりました。
1979
ヒュンメルはデンマーク代表チーム(DBU)と初めて契約を締結。この契約は2004年まで長く継続することとなります。
1984-86
デンマーク代表チームがヨーロッパ選手権でベスト4、初出場の1986年メキシコワールドカップでは強豪国に勝利するなど、選手たちの果敢なプレースタイルやユーモア、リラックスした様子が世界中のフットボールファンを魅了。
この頃からデンマーク代表は「ダニッシュ・ダイナマイト」と呼ばれるようになりました。
1988
ヒュンメルはレアル・マドリード(スペイン)、そしてクラブのスター、エミリオ・ブトラゲーニョとスポンサー契約を結びます。
その後も、ヴェローナ(イタリア)、レッドスター(ユーゴスラビア)、フェイエノールト(オランダ)、ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)、アストン・ヴィラやトッテナム(イングランド)など、世界屈指のチームとスポンサー契約を締結。
これらの契約により、ヒュンメルの知名度はさらに高まりました。
1992
歴史的な勝利が起こりました。
あらゆる予想を覆し、デンマーク代表チームが、強豪ドイツを破り、ヨーロッパ選手権で優勝を飾りました。
選手たちが着用する赤と白、そしてシェブロンラインの入ったのデンマーク代表ユニフォームは世界中の注目を集めました。

1999
クリスチャン・スタディールがヒュンメルのオーナーとなり、レトロスタイルのコレクションを発表。
ファッション関係者やセレブリティからも注目され、ヒュンメルはトレンドを発信するスポーツアパレルブランドとして認知されることになりました。

2010
アフガニスタン代表と契約。女子代表チームとNATO兵による親善試合を企画。
かつてスポーツすることが終身刑に問われた国で、選手たちはプレーを通して、自由や仲間とのつながり、平和の喜びを表現しました。このニュースは各国メディアを通じて世界中に配信されました。

2013
ヒュンメル創業90周年。デンマーク本社のあるオーフスで、世界中からゲストを招待し、記念パーティーを開催しました。


2016-2018
ヒュンメルは再びデンマーク代表と契約を締結。
新しい時代を表す真っ白なユニフォームや過去のユニフォームを繋ぎ合わせたチャリティユニフォームなどが話題に。
また2018年はワールドカップロシア大会に2大会ぶりとなる出場を決め、2002年以来のベスト16に。