Change the World Through … / 若井悠樹

ヒュンメルが掲げるブランドミッション“Change the World Through Sport”(スポーツを通して世界を変える)。アフガニスタンとシエラレオネでサッカー代表チームのサプライヤーを務めるなど、ヒュンメルは失われた可能性をサポートする活動を続けています。

今回はそれをもっと日常的に考え、ミュージシャンや学生など8名に撮影&インタビューを実施。個人的なことや家庭的なこと、はたまた社会的なことでも、何かを変えようとしている、変わり行く実感を得ていることを伺うことで、より多くの人が世界を変えるきっかけを掴むことができないかと考えました。インタビュー第三回目は、Hermann H.&The Pacemakersの若井悠樹さん。

「ウルフ」の誕生

大学のサークルをきっかけに1998年から活動を開始した「Hermann H.&The Pacemakers」。結成当初から独特のメロディセンスや、日本語と英語をバランス良く散りばめた歌詞が評判を呼んだ。そして、このバンドを語る上で欠かすことができないのが、「ウルフ」というステージの真ん中で叫んで踊りまくる若井悠樹の存在である。

「バンド結成当初から一環してウルフを演じてきました。ウルフっていうのはもともとパートの名前なんですよ。僕はギターは弾けないし、ベースも弾けない。コーラスも得意じゃない。それでたどり着いたのが、叫んで踊って暴れまくるっていうパフォーマンスです。自分がやっているパフォーマンスにパート名がつけられなかったから、『ウルフ』って名づけました。パート名がそのまま自分のニックネームになったんですよ」と若井さんはその由来を語ってくれた。

活動休止と再開

Hermann H.&The Pacemakersは、ウルフのパフォーマンスも相まって話題を呼び、一気にライブハウスシーンの最先端に登りつめた。2001年にはメジャーデビューも果たし順調に見えたかと思ったが、2005年3月に活動休止を発表。
「疲れたのとマンネリですね。スケジュールはどんどん決まっていくんですけど、目標が無くなってしまった感があって、やっていて達成感がなかったんです。自分達のやっていることは楽しいのか、かっこいいことが出来ているのかっていう疑問が沸いてきて。で、やっていても仕方がないよなという形で」

しかし、その約7年後の2012年2月6日、メンバー3人が集まり1日限定復活ライブを行うこととなる。「Vo・Gの岡本が、もう一回やろうかって提案したことがきっかけですね。正直、『今さら?』って感じもありました。自分は一夜限りの復活ならいいかなって思ったんです。で、7年ぶりぐらいにステージに上がったんですけど、楽しくて、やっぱり自分にはこれだって。お客さんも喜んでくれたし、やっぱり続けていくべきことなんだろうなって思いました。期間限定ではなく、やれるところまでやるつもりです。なんだかんだ言って時が経つのは早いし、瞬間瞬間を大切にしたいんですよね。活動休止前、6年半活動していましたけど、それはやっぱり濃い思い出です。今も現在進行形ですごく良い時間を過ごしているわけで、これを継続していきたい。今の瞬間って10年後もすごく良い思い出に感じられるはずだから、今をしっかり楽しみたいですね」。そして2012年6月、Hermann H.&The Pacemakersは本格的に活動を再開する。

好きなことをやる

今年1月には約10年ぶりとなるNEWアルバム『THE NOISE,THE DANCE』をリリース。全国ツアーも10年ぶりに敢行し、精力的に活動する彼らも、普段はそれぞれ別の仕事を持っている。若井さんもイベント制作の仕事をしており、仕事終了後や週末にバンド活動をしている。

「ヘルマンでウルフを演じている時が、一番自然な自分で居られるし楽しいですね。僕は自分ができること、好きなことをやってるだけなんですよ。ある人は僕のパフォーマンスを見て感動してくれるかもしれないし、滑稽だと笑うかもしれない。昔はよく『滑稽だ』と言われましたけど、でもそうやって、ずっと自分のスタイルを変えないで、自分の信じた事を貫いていけばいいんじゃないかなって思うんですよ。そういう姿を見て、誰かが勇気を持ってくれたらな、と思っています。だから僕はステージの上で踊るんです。そして『みんなも好きなことをやり続けようぜ』って言いたいんですよね。『もうちょっと頑固になろうよ。良いことを良いと思って行動しようよ』って。自分の信念を貫くのは本当に難しいですが、一人一人が強い気持ちを持てば、きっと世界だってもっと良い方向に変わっていくって僕は信じてます。そして、好きなことをやる環境は自分で守っていく。それが生きる醍醐味なんじゃないかな、と思っています」

バンド結成時と同じ情熱、喜び、そして夢

「今、バンドを組んだ時と同じくらい、情熱や喜び、それに夢があります。夢を具体的に言うのは難しいですけど、バンドとして、もっと色々な人に喜んでもらいたい。ヘルマンの音楽やライブを好きになってもらいたい。個人的な目標としては、オンリーワンの存在を確立したいですね。今でこそステージ上で暴れて叫んでっていう何やってるか分からないパフォーマンスをしている人っていっぱいいるけど、なんとなく考えると自分が一番最初にやったスタイルなんじゃないかなって気がしてます。ピエール瀧さん(電気グルーヴ)って強力な存在はいますけどね(笑)。このパートではナンバーワンを目指したいです。不思議なんですよね。『ウルフさんかっこいい』って言ってくれる人もいますが、実際にステージを見るとみんな笑ってるし(笑)。笑われててもいいけど、最終的にはカッコいいって言われる存在になりたいですね」

「赤いジャージは、自分にとってのユニフォームって感じ。昔、古着屋で上下セットアップで買って、大学に通ってたんですよ(笑)。元々ステージに上がる時は上がジャージにデニムって感じだったんですけど、ジャージ上下にし始めて、引き締まるという感じがしてそのままですね。赤色にこだわっているわけでもないし、ジャージにこだわっているわけでもないんですけど、『ジャージの人』だってアイコン的な感じで着てますね」

YUKI WAKAI

「服のコーディネイトを決めた後、一番最後に今日はどの靴を履くか決めてます。服装が地味な時は靴でインパクトを出す、みたいな。ただステージではいつも赤いジャージを着ているので、相性が良く、なおかつインパクトも出せるようにって気をつけています。例えばゴールドのスニーカー履いてみたり。今回はグリーンでさらに印象的にと思い、このスニーカーを選びました。どうなんだろ、このコーディネイト?個人的には気に入ってます(笑)」

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