ジュニアシューズの正しいサイズの合わせ方、履き方とお手入れ方法!

今春、サッカージュニアを支えるママのための情報メディア『サカママ』と、子どもの足にやさしいシューズ「プリアモーレ」を介して、9回で延べ100名の保護者と交流の機会を持ちました。質問の多かった靴の選び方や正しい履き方、日々のお手入れ方法についてまとめました。正しいサイズ選びとお手入れで、親子で健康にサッカーを楽しみましょう。


成長途上にある子どもの足は、骨がまだ固まっておらず、合わない靴を履き続けると外反母趾などの足の病気になってしまう恐れがあります。『サカママ』のプロデューサー堤秀樹さんも、「この10年来、ジュニアサッカーに関わっていますが、低年齢からサッカーを始め、サッカーだけを取り組むお子さんが増えていることで、10年前より成長痛と言われるスポーツ障害になるお子さんが増えています」と警鐘を鳴らします。

1.屈曲位置を確かめる

シューズには足と同様に屈曲位置があります。しかし、靴と足の曲がる位置が違うと、スムーズな足の動作を阻害します。シューズの屈曲位置は、シューズを手のひらで包むように押し曲げて確認します。
※シューズにしわが生じることなどもありますので、あまり力を入れすぎないでご確認ください。

2.クッション性の高いシューズ

小学生の足は成長途中で軟骨が多く、柔らかいため、地面から足への衝撃を和らげ、成長中の骨にダメージを残さないように、ターフシューズでは、ミッドソールのあるクッション性の高いシューズを選びましょう。見た目で分かりにくいモデルもあるので、その場合は店頭で聞いてください。
※スパイクの場合、子ども用のモデルはスタッドの数や大きさが考慮されていることが多いので、大人用ではなく、子ども用のモデルを選びましょう。

サッカーは激しいスポーツで地面からの衝撃が強いため、サイズが合わなかったり、クッション性のないでシューズでプレーを続けると足のケガや病気のリスクが高まります。子どものシューズを選ぶ際には、まずは屈曲性とクッション性を考慮できればと思います。


1.靴ひもやベルトを緩める

靴ひもやベルトを緩めて、履き口を広げてシューズを履きます。靴ひもは一番下まで緩めてください。またシューズを合わせる時は、できるだけ靴下もいつもと同じタイプのものを履いておきましょう。

2.かかとを合わせる

かかとをぴったりと合わせ、ベルトや靴ひもを痛くない程度にきちんと締めます。靴ひもは一番下から足へ沿うように締めましょう。かかとが合っているか分からない場合は、つま先を上げて、かかとでコンコンと地面を叩くと、かかとが合います。

3.チェックする

・立った状態で、つま先にゆとりがあり、指が自由に動くか?
 ※つま先のゆとりの目安は5mm~1cmです。
・かかとがぶかぶかで脱げないか?
・甲や足周りがきつすぎたり、緩すぎたりしないか?
・歩き方が不自然ではないか?
・痛いところがないか?

足の大きさは左右差のある場合があったり、立つと加重で足の形が変形するので、必ず両足を履いて、立ってチェックをしてください。気になる点があれば、他のサイズも試してみましょう。

子どもは成長が早いので、シューズが足に合っているか定期的にチェックしましょう。一般的に、子どもの足の成長ペースは、半年で0.5cmといわれています。大きすぎるシューズでプレーしていると、キック時にだふったりして、フォームが崩れになるなど上達の阻害要因になることもあります。

普段から、つま先をとんとんしたり、かかとを踏んだり、靴ひもやベルトを締めたままシューズを履かないようにしましょう。シューズが正しく履けなかったり、型崩れの原因となります。

また、面ファスナータイプは足にフィットするのが1ヶ所ですが、ひもシューズは全体をフィットするので、足にはよりやさしいアイテムです。ただ、ひもが1人で結べないと、面ファスナータイプが安全です。また、型崩れ防止のためにも、ひもを結んだままシューズの脱ぎ履きをしないようにしましょう。


1.靴ひもを緩めてインソールを外す

まず使用後は、型崩れを防ぐために靴紐を1番下まで緩めてください。続いて、臭いの原因になりやすいインソールを外しましょう(*インソールが取り外しできないタイプもあります)。

2.大きな汚れを落とす

シューズの中に入った砂を出しましょう。合わせてシューズの外側に付いた砂もしっかりと落とします。アッパーに付いた砂や土は柔らかいブラシで、アウトソールは硬いナイロンブラシを使用して大きな汚れを取りましょう。

3.アッパーの細かい汚れを落とす

固く絞った濡れタオルなどで、アッパーの汚れをふき取りましょう。汚れがひどいときは市販のシューズクリーナーを使用して汚れを落としてください。上靴のように丸洗いをしたり、洗濯機やドライヤーの使用はシューズを傷める原因となりますのでお控え下さい。

4.インソールを洗う

インソールに付いた土や砂をブラシで取り除いてください。汚れや臭いがキツい時は、インソールを水洗いします。ブラシでゴシゴシと強く擦りすぎると表生地が剝がれることがありますので、手洗いをオススメします。

5.陰干しする

風通しの良い日陰でシューズとインソールを乾燥させましょう。直射日光やドライヤーでの乾燥はシューズを傷める原因となりますので、避けてください。

靴に良くないのは、
・熱(雨の翌日などでも、温風ドライヤーで乾かすのはNG)
・水(濡れると壊れやすくなるので、水での丸洗いはNG)
・太陽の直射日光(素材の劣化や変形に繋がるのでNG)

また、靴のお手入れをすると次のメリットがあります。
・におい対策
・靴が長持ち
・お手入れの習慣が、天然皮革のスパイクを履くようになってから役立つ


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