部井久アダム勇樹、「やりがいと誇りを持ってプレー」

ハンドボールでは中学が富山県氷見市で、高校が愛知県豊田市を中心に全国大会が開催されます。今回、ヒュンメルハンドボールアスリートで日本代表に名を連ねるメンバーに、代表への想いや中高時代の思い出、部活アスリートに向けたメッセージを聞きました。4回目はジークスター東京の部井久アダム勇樹選手。

やりがいと誇りを持ってプレー

小学5年生時に、福岡県のタレント発掘事業に参加した部井久少年は、ハンドボールやサッカー(GKとして)、レスリングや陸上の投てきなど7種目で最高評価を受けた。「種目は何でもいいからオリンピックに出たいと思っていて、中学からハンドボールを始めました」

高校ではチームと個人で日本一になり、世代別代表に選ばれて世界大会出場を目標に掲げていたが、高校3年の7月に飛び級でA代表から招集がかかった。プレーに加え、食事や身体づくりの重要性も学び、中央大学入学と同時にフランスリーグでプレー。「フランスでは我の強さの大事さに気付かされ、真面目にトレーニングを続けるそれまでの姿勢が生きた」と真摯にハンドボールに向き合ってきた。

史上初めて高校3年生で日本代表に召集された部井久選手は、代表歴が4年を超え、日本代表でもキャリアの長い選手に。「代表は常に僕のモチベーションで、ここでプレーできることにやりがいと誇りを持っています。土井杏利選手が代表引退を表明されて、自分がもっともっとチームを担っていければと思いますし、チームを背負えるような選手になりたいと思います」と彗星JAPANを背負い、「アジアチャンピオンになり、パリに出場することが目標」と世界に目を向ける。

今を全力で

中学から始めたハンドボールでは、1年の夏から全国大会に出場。力の差は歴然だったというが3年の夏にはチームを牽引し全国大会3位に。優秀選手に与えられるベスト7も受賞した。

ベスト8で同じジークスター東京に所属する中村翼選手がいた明倫中を破り、「格上相手に勝利し、県勢初のメダルを持ち帰れたことが自信に繋がった」

中高生に向けては、「今を全力で頑張ることが必ずこれからの自分の力になります」と自らの経験から語った。

スピードが増すシューズ

部井久選手が着用するシューズは、トップモデルのひとつDAGAZ。「クッション性と反発力を兼ね備えているので、スピード感が増す感じです。それにインサイドのデザインが気に入ってます」

DAGAZ

Price:15,180円(税込)
Color:マシュマロ
Size:23.5-29.0cm


部井久アダム勇樹(Baig Adam Yuki)

1999年4月21日生まれ、福岡県出身。博多高校3年時に日本代表でプレー。フランスでのプレーを経て、中央大学では日本一も経験。2021年12月にジークスター東京に加入が発表された。
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