晴山岬、「フォワードとして本来の自分を取り戻す」

帝京長岡高校で全国高等学校サッカー選手権大会ベスト4に貢献し、J2のFC町田ゼルビアに入団した晴山岬選手。ルーキーイヤーに新型コロナウイルスの罹患で長期離脱するなど、2年でリーグ戦出場が4試合と出場機会に恵まれなかった。2022シーズンは、J3のFC今治へ期限付き移籍。「フォワードとしてこだわってプレーしたい」と語る。

感謝の気持ちでサポーターの応援を受ける

昨シーズン、晴山選手はヒュンメルの契約選手として、スパイクを受け取ってプレーしていたが、今シーズン、それを自ら止める決断をした。その背景には、今シーズンから奈良クラブでプレーする浅川隼人選手が行っている『Dream Project』の存在がある。これは、夢を追うアスリートが履くスパイクをファンが購入して応援するプロジェクトで、1ヶ月着用した後、選手がサインを入れたスパイクをそのサポーターにプレゼントすることになっている。

「隼人くんから話を聞いたときに、『やっていいのかな?』というのが率直な感想でした。スパイクって基本的に捨てないし、誰かにあげるという習慣もなかった。でも、高校の頃から応援してくれる人を大事にしたいと思っていたので、参加してみようかなと思いました。毎月違うサポーターが応援してくれ、自分にとってもいい刺激になる。色々聞けた方が自分の成長にも繋がると思うし、サッカー選手として成長できる企画だと思います」と手応えを感じている。

「同じフォワードの浅川選手と話していて感じたのは、2人とも身長が大きくないし、体の使い方やスピードの生かし方など、寿人さんみたいな動きをしないとっていうこと。得点感覚を研ぎ澄まし、動きの質で点が取れるフォワードに。そこが話していて一致したんですよね」とヒュンメルスパイクを履くきっかけが、両者ともJリーグ屈指のストライカー佐藤寿人さんということもあって、話は尽きない。

フォワード晴山岬

FC町田ゼルビアでは、2020年が2試合73分、2021年が2試合34分の出場。まだ得点はない。特にルーキーイヤーは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、4月初旬から5月末までチーム活動の休止があったり、8月には自身に陽性反応が出て2ヶ月近くチームに合流できないなど、難しい1年になった。

「この2年、ゼルビアではMF登録で、思ったようなプレーができなかった」と振り返る。晴山選手は、小学5年までGKをしており、6年からフォワードに転向。雪国新潟のため、冬には体育館でフットサルも行った。「GKが嫌がるプレーを理解したこと、シュートコースが限られたフットサルでの経験の両方が今に繋がった」とフォワード晴山岬を形成している。

「やっぱり自分はフォワードなんですよ。『オレを使ってれば点がとれたんだ』って証明したいなって思うんです。『晴山使っとけばよかったな』って思われるくらいの活躍を今治でしたい。ゼルビアで2年積み重ねたことを生かし、フォワードとして試合に出ることで、本来の自分を取り戻せるんだって思っています」と自らを追い込むように話してくれた。

FC今治の開幕戦は、3月13日、HOMEゲームに福島ユナイテッドFCを迎える。フォワードとしての夢を追う晴山選手が、サポーターの伴走を得て新しい戦いを始める。

フィット感に優れたスパイク『ヴォラート2』

晴山岬選手が着用するのは、ヒュンメルのサッカースパイク『ヴォラート2』。「つま先まで柔らかいので、フィット感が良く、包み込まれる感じがあります。ボールタッチもしやすいです」とコメント。足元から晴山選手を支えます。

ヴォラートⅡ(3色展開)
Price:15,950円(税込) Size:23.5-28.0cm

ヴォラートⅡWIDE(3色展開)
Price:15,950円(税込) Size:23.5-28.0cm

ヴォラートⅡSUPER WIDE(3色展開)
Price:15,950円(税込) Size:23.5-28.0cm


晴山岬(Misaki Haruyama)

2001年6月30日生まれ、新潟県出身。帝京長岡高校で2018年に出場した全国高等学校サッカー選手権大会では1回戦ハットトリックを決めるなどベスト8に貢献し、優秀選手に選出。2019年は全国高校選手権大会ベスト4、卒業後はJ2のFC町田ゼルビアに入団。2022シーズンより、FC今治に期限付き移籍。フォワードとして活躍を期する。

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