吉田守一、「全力プレーがチャンスを生む」

ハンドボールでは中学が富山県氷見市で、高校が愛知県豊田市を中心に全国大会が開催されます。今回、ヒュンメルハンドボールアスリートで日本代表に名を連ねるメンバーに、代表への想いや中高時代の思い出、部活アスリートに向けたメッセージを聞きました。2回目はポーランドリーグでプレーする吉田守一選手。

ダグル監督とパリを集大成に

ハンドボールを始めてわずか4年で日本代表に昇りつめた吉田選手は、20歳で東京の大舞台に立った。5試合で7得点。17本のシュートを放ったものの、決め切ることができずにメンタルの課題も残った大会となった。

日本代表の監督は、2017年よりアイスランドのダグル・シグルドソン氏が務める。「ダグル監督がパリで契約が切れるということで、なんとしてもパリを集大成としたいという気持ちが大きいです。現在は世界で最も偉大なコーチのもとでハンドボールを教われていて、とても幸せな環境であると感じています」とダグル監督に信頼を寄せる。

そんな吉田選手は、「2024年、パリでメダルを獲得すること」を目標に掲げる。「世界の強豪国と国を背負って戦えることは自分の成長に繋がっています。勝利を重ねていくことで、ハンドボールが日本で注目されるきっかけになりますし、ヨーロッパから見た日本の評価も高くなるのではないかと思います」と代表が急激に成長できる場所だと語る。

ポジティブな気持ちでプレー

中学時代はバスケットボールに熱中した吉田選手は、高校でハンドボールと共に、ウエイトトレーニングにも力を入れ、「基礎筋力や瞬発力が向上し、今のフィジカルに繋がった」と実感。「バスケのピボットプレーの足の運び方とターンの技術は今に生かされている」という。

全国大会には、高校2年時の選抜に出場。「チームは2回戦で敗退してしまったんですけど、2試合で29点とり、大会の得点ランキングに入ったことが1番記憶に残っています。この大会がきっかけでU-19に選ばれ、大学推薦もいただけました」

「全国大会は様々な人の目にとまりやすい大きな大会。有名な高校でなくても、チャンスがあるので全力でプレーして欲しいと思いますし、目標を持って大会に臨んでもらえたらと思います。全力でハンドボールを楽しんでプレーしてください」とメッセージを送った。

ポストに最適なシューズ

吉田選手が着用するシューズは、トップモデルのひとつALGIZ。「ポストにとって重要なグリップ力やホールド力、耐久性が優れています。また、ブーティー構造になっているため、ポストで重要な踏ん張りが効いて、回転しやすいモデルです」

ALGIZ

Price:18,480円(税込)
Color:マシュマロ、モーニングミスト
Size:22.5~29.0・30.0・31.0・32.0cm


吉田守一(Shuichi Yoshida)

2001年3月26日生まれ、和歌山県出身。193cm、107kg。高校からハンドボールを始め、筑波大学1年時にアジア選手権で代表デビュー。2020年2月よりポーランドのUnia Tarnówでプレーしている。

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