ヒュンメルがハンドボール日本代表のユニフォームを発表!

デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、2022年4月より、日本ハンドボール協会/Japan Handball Association(JHA)と長期スポンサーシップ契約を締結。4月8日にデンマーク大使館で開催した発表会で、2022年より日本代表が着用するユニフォームを発表しました。

日本ハンドボールの歴史をつくるユニフォーム

日本代表が着用するユニフォームは、日本を代表して世界と戦うことから、日本伝統の和柄を組み合わせたものに。縁起がいいとされる動植物などを描いた吉祥文様を採用し、日の丸や扇子といった日本らしい柄を組み合わせてデザイン。

文様では、戦いの神である毘沙門天の甲冑に施されたという毘沙門亀甲を基調にし、世界と伍して戦う日本代表を守る戦闘服をイメージ。亀甲は、亀の甲(六角形)が崩れない連続模様で、ヒュンメルの由来であるマルハナバチの巣(六角形)も背景としながら、永遠の繁栄を願ったもの。

右肩から左裾にかけて、濃淡でたすき掛けのように表現しているのは、熨斗(のし)を細長く帯状にして重ねた束ね熨斗で、人の絆や繋がりを意味し、ハンドボール日本代表が過去100年にわたって紡いできた歴史を表現。裾部には雲を表す文様を入れ、空高くに位置する右胸部の日の丸が、どこまでも上り続けるハンドボール日本代表を表しています。

和テイストのユニフォーム

デンマーク大使館で行われた記者会見で、初めてヒュンメル製の代表ユニフォームを着用した部井久アダム勇樹選手は、「生地がなめらかだけど耐久性があり、脇や肩が動きやすい。和テイストのデザインもこだわっていて、早くこれを着て試合がしたいですね」と話すと、GKの馬場敦子選手は、「個人的に細身が好きで、ズボンもスタイリッシュ。伸縮性もあって動きやすい」と語った。

蔦谷大雅選手は、「4月から始まった代表合宿も伸び伸びリラックスしてできています。アジア選手権で勝てるようにがんばりたい」とし、中山佳穂選手は「普段の練習から世界を見据えて、個人のレベルを上げて世界で戦えるようになっていきたい」と代表での未来を見据えた。

ハンド専用ユニフォーム

ユニフォームは、ヒュンメルオリジナルのハンドボール専用ユニフォームを採用。脇下や股下の縫製を1枚仕立てにし、袖丈を短くしてハンドボール特有の動きに対応。男女ではシルエットが異なり、女子代表のユニフォームは、女性アスリートの美しさが引き立つ、少し細身のシルエットで、パンツ丈も男子に比べて少し短くなっています。

カラーは、CP(コートプレイヤー)の1stが男女共通カラーで、インディゴネイビーをベースにシェブロンラインをゴールド、差し色にレッドを加えた伝統的で重厚感のある組み合わせに。男女共通のCP2ndがレッド×ホワイト、男子カラーのCP3rdがホワイト×レッドと日の丸イメージしたものに。女子のCP3rdはイエローになっています。

また、GKは対戦相手に合わせて着用し、男女同色が2つと、男女別のカラーが1つとなっています。共通カラーは、グリーンとライトブルーで、男子のみのカラーがイエロー、女子のみのカラーがホワイトになります。なお、ユニフォームの発売や着用試合については、現在調整中につき、後日、発表となります。


日本ハンドボール協会/Japan Handball Association(JHA)

日本ハンドボール協会は、1938年、日本送球協会としてハンドボールの普及を目的に設立。1952年には、国際ハンドボール連盟に加盟し世界への第一歩を踏み出すと共に、1950年代後半からは、7人制への関心の高まりを受け、女子は1957年から、男子は1963年から7人制へ1本化し、普及に弾みをつけました。1961年、1962年から男女ともに世界選手権に初参加。オリンピックも1972年ミュンヘンでの競技採用時から代表権を獲得するなどアジアでのリーダーとしてその役割を果たしてきました。2019年熊本で行われた女子世界選手権では、最終順位10位で大会を終え、2021年に行われた2020東京五輪では男女共に1勝を挙げるなど、着々と強化の世界の競技レベルに近づきつつあります。

【OFFICIAL SITE】https://www.handball.or.jp/index.html
【OFFICIAL Twitter】@JHA_handball
【OFFICIAL Instagram】@japanhandballassociation

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