ツエーゲン金沢、「交流から可能性が広がるサッカークラブ」

2022明治安田生命J2リーグ第3節、ツエーゲン金沢はHOME開幕戦を石川県西部緑地公園陸上競技場で迎えた。FC町田ゼルビアとの一戦は、ヒュンメルスペシャルマッチと銘打たれ、ヒュンメル(株式会社エスエスケイ)が冠スポンサーとなり、試合の前後を彩るスペシャルマッチとなった。

ヒュンメルスペシャルマッチ

ツエーゲン金沢のユニフォームは、クラブ理念“挑戦を、この街の伝統に。”を体現する5つの価値観の中から、「つなぐ」にフォーカスし、金沢駅の鼓門からインスパイアされたグラフィックで、鼓門を下から見上げた格子柄を採用。両袖には鼓門を支える螺旋状の柱をイメージしたものに。金沢駅から人や地域がつながり、交流が生まれ、可能性が広がる様子をユニフォームと共に感じながら、スタジアムへ。

この日は、風が強く、雪やみぞれも降る春には遠いような1日に。そんな中、ヒュンメルブースでは、この春リニューアルしたジュニアサッカーシューズ「プリアモーレ」の試し履きブースと共に、子ども向け(小学生まで)のキックターゲットを設置。強風でエアゴールが飛ばされるほどで、フットサルサイズのバナーをヒュンメルテントに設置。多くのツエサポキッズが、足にやさしいシューズを履いて、楽しんでくれました。

キックオフ前のヤサガラス劇場では、ナンシーのユニフォームが新しくなったことに気づいたヤサガラスが、「俺様のユニフォームをつくりたくさせてやろう。早速社長と打合せだ」と代表取締役社長の佐々木恭一と連れ立って会議室へ。試合とはまた違った意味で気になるキックオフが行われることに。

今季初得点も逆転負け

1節、2節ともスコアレスドローを重ねてきたツエーゲン金沢。この日も同じメンバーが先発で出場。前半21分、縦パスから相手DFに当たってこぼれたボールに、今季モンテディオ山形から加入した林誠道選手がチーム初得点。「前半はすごくいい形もあって先制できた」としながら、後半はゼルビアペースで進み、71分、89分とゴールを許し、逆転負け。

「押し込まれる時間が長くかった中で、ちょっとずるずる下がってしまった部分があった。もう一度、1週間しっかり準備していきたい」と林選手が語ると、副キャプテンの庄司朋乃也は、「僕のところで2ついかれてしまったので、僕の責任が大きかったなと思います。相手にとってやりやすい形になってしまった」と振り返ると、柳下監督は、「マイボールを簡単に失っている。全体の距離が遠い。あれだけ距離が離れているとああなってしまう。そこができるまでトレーニングしていきます」とHOMEゲームが続く次節に目を向けた。

サポーターが帰路についている人気のないスタジアムで、ヒュンメルスペシャルマッチのチーム賞を佐々木からこの日ゴールを決めた林選手に贈呈。期間限定のコンセプトショップでも発売して人気だったツエーゲンコラボのスニーカー「ZWEIGEN MARATHONA」を選手全員にプレゼント。トレーニング後や試合時の移動などに活用してもらいます。

J2で初めてのヒュンメルダービー

そして、第4節では、ツエーゲン金沢がHOMEにジェフユナイテッド市原・千葉を迎える。ヒュンメルにとっては、J2リーグで初めてとなるサポートチーム同士の戦い、いわゆるヒュンメルダービーに。ジェフサポには、噴水広場でツエーゲンガールの仕切るイベントを楽しみ、ツエーゲン茶屋街で舌鼓を打ち、ヤサガラス劇場で笑いながら、ヒュンメルユニフォームを着用した選手たちが繰り広げるサッカーを楽しんでもらえたら。

2022明治安田生命J2リーグ第4節ジェフユナイテッド市原・千葉戦
石川県西部緑地公園 陸上競技場(石川県金沢市袋畠町南136 TEL:076-267-2411)
噴水前広場オープン11:00、開場12:00、キックオフ14:00


ツエーゲン金沢について

ツエーゲン金沢は、サッカーJ2リーグに所属するクラブチームで、金沢市を中心に石川県全域をホームタウンとして活動。「ツエーゲン」は、ドイツ語で「2」を意味する“Zwei(ツヴァイ)”と「進む」を意味する“Gehen(ゲーン)”から、『チームとサポーターが共に進んでいく』ことを意味。金沢弁で「強いんだっ!」を意味する“つぇーげん!”もかけたチーム名です。クラブは2014年にJ3で優勝し、2015年から、J1昇格を目指してプレーしています。

ツエーゲン金沢オフィシャルサイト:http://www.zweigen-kanazawa.jp/

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