京都ハンナリーズ、若返ったチームの可能性

B.LEAGUE 2022-23シーズンが9月29日に開幕し、7年目のシーズンがスタート。京都ハンナリーズの開幕戦は10月1日。HOME京都市体育館で仙台89ERSと対戦、65−92で敗れた。10月2日は引き続きホームでの仙台戦、15:05ティップオフ。

経営体制が刷新、新B1を目指す

昨シーズンは、14勝43敗で西地区11チーム中9位と低迷したものの、今年7月に経営体制が刷新。マツシマホールディングスとアーキエムズによる共同経営で2026年の新B1リーグを目指す。

ヘッドコーチには、高校からNBA、ナショナルチームまで多くのチームを指導し、現在エジプト代表HCも務めるロイ・ラナ氏を招聘。選手も新たに9名が加入、平均年齢も25歳と若返った。

開幕戦は、HOME京都市体育館。HORIBAスペシャルデーと銘打たれ、満田選手も絶賛したという堀場製作所の自社農場でつくられたブルーベリージュースが人気に。また、はんニャリングッズ専門店「ニャリンヴィレッジ」が初オープン。5月8日以来となるHOMEゲームに2,902人と満員のファンが訪れ、試合はもちろん、はんニャリンやはんなりんとの再会も楽しんだ。

若返ったチームが共に登る

試合は1Q開始5分、得点が遠い京都ハンナリーズは、0-11からのスタート。2Qには、ハードなディフェンスからターンオーバーで点を重ね、反撃。32-37と5点差に詰め寄り、前半が終了。後半は、仙台89ERSの藤田弘輝HCが、「89ERSはディフェンスのチームだよ。モメンタムをつかもう」と選手たちに話しかけた通り、リズムは再び仙台に。試合はそのまま仙台ペースで進み、京都ハンナリーズは開幕戦をものにできなかった。

試合後の会見で、ロイ・ラナHCは、「2Qではチームのポテンシャルが垣間見えた。ディフェンスが良く、失点も多くなかった。これをコンスタントにできるようになることが大事になる。ただ、京都は非常に若いチーム。もう少し速い展開のバスケで、もっとタフにプレーしていければ成長できる」と話した。会見後の試合分析から次の試合が始まるとし、来日から1ヶ月経った印象を、「チームとして良くなっている。それを信じてやっていく」と語った。

京都に移籍して3シーズン目で、昨シーズンからキャプテン(今シーズンはジェロード・ユトフ選手と2人制キャプテン)を務める満田丈太郎選手は、満員のファンに感謝し、「1プレー、1プレーのリアクションも大きく、気持ち良くプレーができた。まだ急造チームな部分はあるが、崩れないように、信頼し合って、ブースターの皆さんと共に登っていきたい。開幕試合は敗れましたが、開幕節で考えると明日もある。しっかり対策してカムバックし、『自分たちはできるんだぞ』、と自信を持つためにも勝利したい」と明日を見据えた。10月2日、仙台89ERSとの2試合目は、同じく京都市体育館で15:05ティップオフ。

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現在、京都ハンナリーズ公式オンラインショップでは、2022-23 SEASON レプリカユニフォームの予約を受付中。HOMEの浅葱色とAWAYの白色のトップスでさらなるブーストを。


京都ハンナリーズについて

京都ハンナリーズは京都府を本拠地とし、B.LEAGUE1部西地区に所属しているプロバスケットボールチーム。チーム名は、京ことば『はんなり』から命名。『はんなり』とは『上品で明るく華やかなさま』を表しており、歴史ある日本の都・京都にふさわしい言葉。また、忘れ去られようとしている古式ゆかしき言葉をチーム名に表現することで、文化の継承に役立ちたい、という想いも込められています。

【OFFICIAL SITE】 https://hannaryz.jp/

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