ツエーゲン金沢、「勝点3を常に目指すサッカー」

2021明治安田生命J2リーグは、J1リーグ開幕の翌日、2月27日に開幕する。今シーズンからヒュンメルがサポートするツエーゲン金沢は、AWAYのV・ファーレン長崎戦でスタートを切る。1ヶ月以上にわたる宮崎キャンプを終えた監督、選手に新シーズンの意気込みを聞いた。

勝点3を常に目指すサッカー

柳下正明監督は、ツエーゲン金沢を指揮して5年目。昨シーズンは12勝13分17敗の勝点49で、22チーム中18位。2020年シーズンが、コロナ禍の影響で降格チームがなかったため、今シーズンは、昇格が2チームながら、降格は4チームと厳しいシーズンになる。

キャンプを終えて、いい状態で開幕を迎えられると話す柳下監督。「いい状態というのは、90分通して走り切れるコンディションもそうだし、チームとしての攻守における役割の部分で、新加入選手もしっかり理解してやれているので、良いスタートが切れると思います」

「チームのスタイルに関しては、今までのプレーを継続してやっています。昨年よりも、特に守備においてのアプローチのスピードや相手とのマーキングの距離を近くするというところはトレーニングしているし、選手たちにも伝えている」と守備をポイントとし、「自分たちのスタイルを90分間やり通して、勝点3を常に目指すサッカーをしていきますので、熱い応援をお願いします」とサポーターに呼びかける。

上を見ながら闘い抜く

今シーズンキャプテンを務めるのは、チーム最年長でキャリア16年目を迎える廣井友信選手。「厳しいキャンプをチーム全員で一緒に乗り越えて、一体感も出てきましたし、例年になく仕上がりの部分では順調なのかなと感じています。僕自身、怪我もなく、開幕に向けてしっかりとコンディションを調整できました」

「例年と違ったレギュレーションで、降格が4チームあるので、まずは降格しないということはマストな条件。ただ、この1ヶ月活動して、選手層の厚さやチームの状態が非常に良いと思うので、過去最高である一桁順位やもっと上を見ながらシーズンを闘い抜きたいなと思っています」と手応えを感じている。

ガンバ大阪から移籍した松田陸選手は、「徐々にチームに馴染めて、連携の部分でも日を重ねるごとに良くなっていった。自分自身のストロングも徐々に出せてきているので、そういったプレーが出せたらと思っています」と、試合を経てさらに高まる連携に期待が持てる。

笑顔や勇気を届けられるように

開幕戦は、AWAYでの長崎戦となるが、金沢から声援を送るべく、片町きらら広場でパブリックビューイングが開催される。13時から大型スクリーンでのマッチプレビューが始まり、14時にキックオフ。オフィシャルファンクラブZwelve2021入会ブースの出店や人気イタリアンレストラン「pizzeria e trattoria Da TAKE」によるピッツァやコーヒーも楽しめる。

さらに、片町きらら1Fでは、WAYZ×ヒュンメルのコラボショップが3月7日までの期間限定で開催中。ショップ限定のコラボジャケットやチームカラーのキャンバススニーカーなどが好評発売中。

昨シーズンは、コロナ禍の影響もあり、スタジアムで声援が送れないシーズンだった。平均観客動員も2019年の5,209人から1,866人に減少。廣井選手は、「ファン・サポーターのみなさんには、例年通り、例年以上に僕たちを後押ししてもらって、また僕たちもみなさんに笑顔だったり勇気だったりっていうものを、サッカーを通じて届けられるように、精一杯頑張っていきたいと思っています」とメッセージを送った。

ショップインフォ

店 舗 名:hummel×WAYZ by zweigenコンセプトショップ
営業場所:片町きらら1階(〒920-0981 石川県金沢市片町2-2-2)
営業期間:2021年2月6日(土)〜2021年3月7日(日)
営業時間:10時00分~20時00分 ※片町きららに準ずる


ツエーゲン金沢について

ツエーゲン金沢は、サッカーJ2リーグに所属するクラブチームで、金沢市を中心に石川県全域をホームタウンとして活動。「ツエーゲン」は、ドイツ語で「2」を意味する“Zwei(ツヴァイ)”と「進む」を意味する“Gehen(ゲーン)”から、『チームとサポーターが共に進んでいく』ことを意味。金沢弁で「強いんだっ!」を意味する“つぇーげん!”もかけたチーム名です。クラブは2014年にJ3で優勝し、2015年から、J1昇格を目指してプレーしています。

ツエーゲン金沢オフィシャルサイト:http://www.zweigen-kanazawa.jp/

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