1945.8.6,8.9 76年後の平和を感じたピースマッチ

8月7日、「HiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW PEACE MATCH」が広島広域公園第一球技場・補助競技場で行われた。コロナ禍による影響で長崎県選抜が参加できなくなり、広島県選抜U-15とサンフレッチェ広島ジュニアユースの試合となった。

76年後の平和

1945年8月6日午前8時15分に広島に、その3日後の8月9日午前11時2分に長崎に原子爆弾が投下され、両都市合わせて21万人以上が命を落とし、現在まで後遺症で亡くなった方を含めると、50万人を超えていると推計されている。

あの夏から76年、広島と長崎からスポーツで平和を発信する取り組みとして、2年ぶり2度目となるピースマッチが広島市で行われた。

セレモニーで平和のメッセージを読み上げた中学2年生の田口結梨さんは、新型コロナウイルスにより多くの人が亡くなっている現状も踏まえ、「呼びかけることによって、平和の大切さやコロナの大変さを伝えられたらいいな思いました」と話し、的場康志郎さんは、「小さなことから平和に繋がることを積み重ねていきたい」と語った。

このピースマッチの発起人でもある松井一實広島市長は、「アフターコロナでもきちんとスポーツができる環境づくりをどうできるか。今日の選手たちも、努力してきたことをどんな状況になっても発揮することができれば、未来は明るいんじゃないかなと思います」と選手たちへエールを送った。

平和の想いを繋ぐ

今大会でエキップメントパートナーを務めるヒュンメルは、ユニフォームをデザイン。広島のユニフォームの前面には原爆ドーム、背面には平和祈念像を、長崎のユニフォーム前面には平和祈念像、背面には原爆ドームをプリントし、平和への願いを背負うデザインに。

試合終了後、広島県選抜U-15の山元大輝選手は、「ピースマッチで平和の想いとサッカーに対する気持ちを持ってプレーすることができた。ユニフォームも平和への想いと華やかさがあって良かったです」と汗をぬぐいながら話してくれた。

長崎県選抜チームは、コロナ禍の制限により、急遽参加ができなくなった。参加予定だった選手の保護者からは、「平和祈念像と原爆ドームがプリントされたユニフォームでプレーすることを楽しみにしていたようだったので残念ですが、サッカーを通じて親子で平和について考える機会になりました」とメッセージが届いた。

2015年より始めたヒュンメルのピースユニフォームプロジェクト。2020年には広島文教高校とピースユニフォームを発売し、収益すべてを今回のピースマッチに活用した。ヒュンメルは、ブランドミッション「Change the World Through Sport.(スポーツを通して世界を変える)」を具現化していくために、今後も平和の想いを繋げるための取り組みを行なっていきます。

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