名古屋オーシャンズがFリーグ5連覇で14度目のV!

Fリーグ2021-2022シーズンは、ホーム&アウェイ方式による2回戦総当たりで行われ、名古屋オーシャンズがリーグ5連覇。Fリーグ15年目のシーズンで14度目のシーズン制覇を決めた。

経験のある選手が揃う強み

Fリーグ2021-2022シーズンは、前哨戦となるリーグカップ戦が中止されるなど、スタートから影響を受けながら2021年6月5日に開幕。2022年1月30日に幕を閉じた。リトアニアでの国際大会に関わる中断期間や、新型コロナウイルス感染症の影響による開催延期など、予定通りに進まないシーズンでもあった。

名古屋オーシャンズは、7月18日までの開幕7試合を6勝1敗。日本代表がベスト16まで進み、ファンを沸かせた国際大会を経て、日本代表選手7名、タイ代表選手1名がリトアニアから帰国。新型コロナウイルス感染対策として、帰国後2週間の隔離期間を過ごす必要があったため、当初10月に予定されていた2試合が延期。11月は5試合、12月は6試合とタイトな日程となった。

日本代表の星龍太選手は、「ワールドカップまではそんなにイレギュラーもなかったですが、リトアニアから帰国してからはコンディションもそうですが、チームとして積み上げる時間もなく、連戦が続いたので非常に難しいシーズンでした」としつつも、「ただ、そんな中でも、無理矢理にでも勝ちに持っていける強さは経験ある選手が揃っている名古屋の強みです。 今シーズンは優勝してホッとしてる気持ちの方が大きいかもしれません」と率直な気持ちを語った。

経験のある選手が揃う強み

15年目のFリーグで14度目の優勝と、今シーズンも強さを発揮。1月10日でほぼ優勝、となった名古屋オーシャンズは、1月12日の試合開催でリーグが成立したことを受け、優勝が確定。16日の試合後に優勝セレモニーを実施する予定だったが、それも陽性者発生による試合延期となり、1月30日にようやくファン・サポーターに優勝を報告することができた。

最終節には、星翔太選手の引退セレモニーも行われた。弟の星龍太選手は、「代表で共にプレーできたことは昔から家族の夢だったので、叶えることができて嬉しかったです。 Fリーグ優勝で引退させてあげれたのも良かったです。代表とチームとで最後に一緒にピッチに立てて最高でした」と今シーズンはいつにも増して感慨深いシーズンに。

2020年末に帰化し、昨年、日本代表デビューを飾ったオリベイラ・アルトゥール選手は、リトアニアでも4試合4得点と活躍。「代表での経験は、私自身のスキル向上にも役立ちました。非常にタフな大会で、リーグ戦に戻った時への適応には難しさがありましたが、その新たな経験がチームをより強くし、リーグ優勝という目的を達成できたことを嬉しく思っています」とリーグ優勝の喜びを語る。

シーズン喜びも束の間、3月12日から21日にかけて、JFA 第27回全日本フットサル選手権大会が開催。名古屋オーシャンズの初戦は、北信越フットサルリーグのトロブラボ富山フットサルクラブ。2019年以来となる7回目の優勝を目指す。


■名古屋オーシャンズ

名古屋オーシャンズは、Fリーグのスタートする前年に、日本初のプロフットサルクラブとしてスタート。チーム名には、名古屋港にホームアリーナを構え、海を越え世界に羽ばたいていきたいという思いが込められています。Fリーグ元年の2007/2008シーズンから、リーグ9連覇を達成。今シーズン、リーグ5連覇となる14度目の優勝を飾った。AFCフットサル選手権でも最多の4度の優勝を誇る。

【OFFICIAL SITE】http://www.nagoyaoceans.com/

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