「LOVE BLUE PROJECT」で街も気持ちもすっきり

デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、B. LEAGUE(Bリーグ)1部の京都ハンナリーズと滋賀レイクスターズと地域の水辺をきれいにする「LOVE BLUE PROJECT」の1回目となる清掃活動を、両チームのブースター、スタッフ、チア、マスコットと共に京都市の鴨川で行いました。

京滋エリアの水辺をきれいに

「LOVE BLUE PROJECT」は、京都ハンナリーズと滋賀レイクスターズ、ヒュンメルの3社による環境保全プロジェクト。10月16日に京都市体育館で行われた京都ハンナリーズvs滋賀レイクスターズを皮切りに、来年3月19-20日にYMITアリーナで行われる試合、さらにはシーズン終了後のイベントなどを予定しており、年間を通して、京滋エリアの水辺についての取り組みを進めます。

両チーム、両チームブースターが参加する1回目の清掃活動は、海にゴミをださない取り組みを続ける日本財団「CHANGE FOR THE BLUE」とも連動し、11月20日、秋晴れの鴨川で実施。当日早朝に京都市の清掃活動が入っていたため、河川敷はかなりきれいでしたが、京都ハンナリーズのスタッフ田中裕一さんは、「清掃団体が入っていてきれいなんですが、ひとつゴミがあると、それをきっかけにゴミが増えていくことにもなります。今日はひとつめのゴミを拾えたらいいかな」と参加者に呼びかけました。

今回、ボランティアに応募してくれた両チームのブースターに加え、チアやスタッフ、さらに、京都産業大学の学生が運営ボランティアとして参加。総勢約70名が両チームのマスコットであるはんニャリンとマグニーと共に鴨川の清掃活動を行いました。

街も気分もすっきり

チアをきっかけにハンナリーズのブースターになった親子は、「かも川をきれいに!」という手づくりのPOPを持参。レイクスターズのブースター親子は、「息子にとって初めてのボランティア」と喜びました。京都の満田キャプテンのファンで、名古屋から参加した女性は、「なかなかない機会なので参加しました。こういうのがきっかけで、街がきれいになればいいですね」と笑顔に。

レイクスチアリーダーズのMIZUKIさんは、「個人ではなかなかできないですし、みんなとなら楽しくできていいですよね。お子さんの参加も多くて、社会勉強にも」と話すと、京都ハンナリーズのオフィシャルチアダンサーはんなりんのAIさんは、「去年からコロナでファンとの交流はほとんどできていなかったので、清掃しながらコミュニケーションがとれて良かったです」と喜びました。

ハンナリーズでボランティアスタッフとしても活動する京産大の安藤さんは、「バイトや試合のボランティア、今回みたいなイベントなど、それぞれで接客方法が変わってくるので、それも楽しんでいます。人と話すのが好きなので、こうした学びを将来に生かしたいです」と語ってくれました。

ライバル同士のチームが価値観や文化の違いを認め合い、地域のために行動を共にするLOVE BLUE PROJECT。1回目の鴨川では、30リットルのゴミ袋で33袋分、街がきれいに。次回は来年3月、琵琶湖の清掃を予定しています。

LOVE BLUE PROJECT LONG VIDEO


 

京都ハンナリーズ/ KYOTO HANNARYZ

京都府を本拠地とし、B.LEAGUE1部西地区に所属しているプロバスケットボールチーム。チーム名は、京ことば『はんなり』から命名。『はんなり』とは『上品で明るく華やかなさま』を表しており、歴史ある日本の都・京都にふさわしい言葉。また、忘れ去られようとしている古式ゆかしき言葉をチーム名に表現することで、文化の継承に役立ちたい、という想いも込められています。

【京都ハンナリーズ公式サイト】https://hannaryz.jp/


 

滋賀レイクスターズ/ SHIGA LAKESTARS

滋賀レイクスターズは、地域密着型のプロスポーツクラブで滋賀県初のプロスポーツチームとして誕生。男子クラブとしては、唯一トップリーグに所属するプロクラブとして、滋賀に元気と誇りを届ける。レイクスターズの愛称は、滋賀県民の母なる湖・琵琶湖とチームにかかわる人たちが輝いていけることを願ったものになっています。

【滋賀レイクスターズ公式サイト】https://www.lakestars.net/

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