ツエーゲン金沢ホーム開幕戦、「ヒュンメルスペシャルマッチ」

ホーム開幕戦にしては珍しく暖かな小春日和になったという金沢の空の下、ツエーゲン金沢は、西部緑地公園陸上競技場でギラヴァンツ北九州と対戦。終了間際の90分に追いつき、1-1の引き分けとなりました。

hummel Special Match

今シーズンからツエーゲン金沢のユニフォームサプライヤーとなったヒュンメル。オリジナルデザインのユニフォームリリースから始まり、コラボアイテムやポップアップストアなど取り組みを重ねてきて、ホーム開幕戦がめでたくもヒュンメルスペシャルマッチ。サポーターから弾幕のメッセージプレゼントまでもらいました。

さて、冠スポンサーとなったヒュンメル(株式会社エスエスケイ)は、試合の前後を彩りました。スタジアム外に並ぶブースでは、選手たちがアウェイ試合の入場時に着用するアンセムジャケットやベースボールシャツなどを販売。多くのサポーターで賑わいました。ヒュンメルを日本で展開するのは株式会社エスエスケイ。試合前には、代表取締役社長の佐々木恭一が、「金沢のみなさまと未来志向でチャレンジしていきたい」と挨拶し、キックイン。

さて、そんなイベントをさらに盛り上げてくれたのが、ツエーゲンガールことほくりくアイドル部とツエーゲン金沢のマスコットたち。試合前には、ほくりくアイドル部が公式応援ソング『ツエーゲンのテーマ』を、ハーフタイムにはヴォーカルオーディションを勝ち抜いたJINNさんによる『ゲンゾイヤーのテーマ』が。曲に合わせたヤサガラス劇場では、今後、ヤサガラスの歌もできるのか、と期待させる内容に。

次節以降に繋がる試合に

試合は、前半に主導権を握ったツエーゲン金沢がゴールに迫るも、GKのファインセーブで得点はならず。そうこうする間に、ギラヴァンツ北九州の中盤にボールが収まり出し、後半は守備に回ることが増えると、67分に右サイドから崩され先制ゴールを許します。82分から選手交代でフレッシュな選手を3名投入すると、試合終了間際のコーナーキックから庄司朋乃也選手のヘディングゴールで同点に。そのままタイムアップとなり、1-1の引き分けとなりました。

庄司選手は、「先に失点して難しいゲームになりましたが、最後まであきらめずに戦えたことで、引き分けにできたのかな、と思います」と振り返ると、「今日は全体を通してコーナーキックが多かった。ゴールシーンはうまくマークもはがせて、自分のところにボールが入ってきたので決めることができた」と今季初ゴールを喜んだ。

柳下正明監督は、「全体を見たら勝点3を取らないといけない試合。3が0になって、最後1にした。それは良かった」と端的にまとめたように、3試合を終えて、1勝1分1敗の勝点4で11位に。「攻守狙っているものができているので、それを続けていく」と話したように、次節以降に繋がる試合となりました。


ツエーゲン金沢について

ツエーゲン金沢は、サッカーJ2リーグに所属するクラブチームで、金沢市を中心に石川県全域をホームタウンとして活動。「ツエーゲン」は、ドイツ語で「2」を意味する“Zwei(ツヴァイ)”と「進む」を意味する“Gehen(ゲーン)”から、『チームとサポーターが共に進んでいく』ことを意味。金沢弁で「強いんだっ!」を意味する“つぇーげん!”もかけたチーム名です。クラブは2014年にJ3で優勝し、2015年から、J1昇格を目指してプレーしています。

ツエーゲン金沢オフィシャルサイト:http://www.zweigen-kanazawa.jp/

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