春中ハンドの盛り上がりからハンドボールの成長に

桜が咲き始めた富山県氷見市で、3月末に開催された第16回春の全国中学生ハンドボール選手権大会(春中ハンド)。昨年はコロナ禍で中止となり、2年ぶりとなった今年、エスエスケイ/ヒュンメルは、大会のオフィシャルパートナー契約を更新。コロナ禍の感染対策をとって行われた春中を振り返った。

2年ぶりの春中ハンド、感染対策をとって開催

中学生年代のハンドボール全国大会は、毎年3月に富山県氷見市で開催される春中ハンドに加え、8月に行われる全国中学校ハンドボール大会(全中)、12月のJOCジュニアオリンピックカップハンドボール大会をあわせて3大大会とされる。

春中は、ハンドボールの聖地を目指す氷見市が地域をあげてサポートしている。負けたチーム同士の交流試合が組まれたり、町ぐるみで各都道府県チームの応援サポーターとなったり。また、ご当地アイドル「寒ぶりっ娘」のステージやゆるスポーツ「ハンぎょボール」のデモンストレーションなど、おもてなしとイベントにあふれた大会としても知られる。

ただ、今年はコロナ禍の中の開催になったため、感染防止のため、開会式を含めたイベントは中止。応援もチームの保護者など各チーム30名までと制限し、入場時の消毒や検温、ハーフタイム時の換気など徹底した対策がとられた。

ハンドボールの成長に

実行委員会事務局の松田憲蔵さんは、「他競技の大会が行われる中で、どうすれば、子どもたちにハンドボールの全国大会を体験してもらえるのかを考え、春中の特徴である敗退後の交流試合やイベントは中止とした。そんな中でも、『他府県のチームと対戦できたことで、自分たちの立ち位置や課題が見えた』、『春中だからこそ得られる成長があった』など、チーム関係者から感謝の声が寄せられていることは良かったと思います」と振り返った。

大会運営に関わったり、ハンぎょボールをモチーフにした消臭グッズ「ひみブリーズ」の開発など、地域とスポーツを繋ぐブンシンスポーツの桶家秀介さんは、「どうすれば氷見がハンドボールの聖地になれるのか。そのひとつが負けたチームの交流試合で、もうひとつがハンぎょボール。今年、アイドルグループのCD特典盤の映像で使われ話題にも。性別や年代を超えて楽しめるスポーツ」とハンドボールによる氷見の盛り上がりを期待する。

ヒュンメルは、今回大会パートナー契約を5年間継続延長。氷見の活性化や春中で優勝することのステータスを高められないかと、日本ハンドボール協会と共に優勝チームにオリジナルユニフォームを贈呈することに。

ヒュンメルの責任者である南剛は、「2年ぶりの春中では、ハンドボールの楽しさとともに、チームが一丸になる、スポーツの喜びを感じてもらいたい。優勝ユニフォームはそんな思いで贈呈させてもらいました。これからあと4年、ヒュンメルは氷見市と共に春中ハンドを盛り上げ、ハンドボールの成長に少しでも貢献していきたい」と春中が開催されたことの感謝とともに話した。

◾️男女ベスト4結果
【男子】
準決勝
氷見北部(富山)25-23東久留米西(東京)
土浦第三(茨城)24-19大住(京都)

決勝
氷見北部27-25土浦第三
※氷見北部は初優勝。

【女子】
準決勝
大阪貝塚ジュニア(大阪)28-27氷見西條(富山)
東久留米西(東京)22-13氷見十三(開催地・富山)

決勝
東久留米西中30-21大阪貝塚ジュニア
※東久留米西中は第2回大会以来、14年ぶり2回目の優勝。

第16回春の全国中学生選手権大会

期間:2021年3月26日~3月29日

場所:氷見市ふれあいスポーツセンター、富山県立氷見高等学校第一体育館、氷見市立南部中学校体育館

主催:(公財)日本ハンドボール協会

春の全国中学生ハンドボール選手権大会オフィシャルサイト:http://haruhand.net/

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