ヒュンメル初のB1でのダービーマッチ、「京都ハンナリーズvs滋賀レイクスターズ」

今シーズンから滋賀レイクスターズのサポートを始めたことで、京滋ダービー/滋京ダービーはヒュンメルダービーに。その初戦は、京都市体育館で開催。ハンナリーズのHOMEゲームが10月はこれで最後のため、少し早いハロウィンイベントが。仮装はんニャリン＆仮装はんなりんが出迎えてくれて、おもてなしスタッフに「トリックオアトリート！」と元気に言うと、マシュマロがもらえます。

今月13日、ヒュンメル、京都ハンナリーズ、滋賀レイクスターズが同時リリースした「LOVE BLUE PROJECT」。チームの垣根を取り払い、京滋エリアの水辺をきれいにする取り組みをブースターの皆さんに伝え、11月20日に行う鴨川清掃ボランティアの優先受付も実施。

「こういう取り組みは今までなかったので嬉しくって参加を決めた」という京都ブースターや、「普段から琵琶湖の清掃には参加してるけど、鴨川でも参加しようと思った」という滋賀ブースターも。子どもを連れて家族で参加したいというリクエストも多数あり、秋が深まる中、気持ちよく第1回清掃活動ができそうです。

試合は1Qに京都のデイヴィット・サイモン選手が負傷。プレータイムが3分での痛い離脱に。支柱でもあるサイモン選手が抜けたものの、京都はPG鈴木達也選手を中心にスピードある攻撃を仕掛け、ダービーマッチに相応しい緊張感のある試合に。シーソーゲームは最後まで続き、83−84で滋賀レイクスターズが勝利。

滋賀のルイス・ギルHCは、「自分たちのやりたかったプレーはできなかったが、最終的に勝利を勝ち取れたのは自分たちの姿勢の部分だったと思います。私たちは若いチームなので、成長を続け、より良くやっていくことが目標です」と振り返った。

26得点、14リバウンドと攻守に活躍したオヴィ・ソコ選手は、「若いチームなので、HOMEでもAWAYでも自分たちのエネルギーが変わらないように、ディフェンスで自分たちのバスケットの流れをつくれるようにフォーカスしていく」とスペイン流のエネルギッシュな滋賀のバスケットを強調した。

京都の小川伸也HCは、「デイヴィッドは確かに京都にとって大黒柱。ただ、ケガはコントロールできないもの。自分たちが練習してきたことに集中すれば戦えるし、他の選手がステップアップする機会にもなる」とポジティブに受け止めた。

32分と長いプレータイムでゴール下を支えた永吉佑也選手は、「デイヴィッドが抜けたとしても、『僕らは戦えるんだ』ということを、今日の試合で証明したかった。それだけに勝ちたかった。ただ、最後の勝負どころでデイヴィッドがいてくれたら、と思ってしまったことが正直あります。明日はチームとしてやりたいバスケで、価値あるゲームを届けたい。一緒に勝利をつかみにいきましょう」とブースターに呼びかけた。

京滋ダービー、滋京ダービー、はたまたヒュンメルダービー。呼び方はともあれ、ライバルチームの第2戦は、10月17日14:05ティップオフ。

今回、プロジェクトを記念して、京都と滋賀の水辺をイメージしたTシャツを作成。水色をベースに、京滋エリアの名所をデザインし、水玉模様や波型などの和柄を配置。バスケットボール選手の躍動感ある動きを、歴史ある街並みの中に表現しました。

11月20日に鴨川清掃実施

このプロジェクトでの清掃活動第1弾として、11月20日に鴨川の清掃を実施します。クラブスタッフらと一緒に清掃活動を行ってくれるボランティアを11月4日まで募集。応募が多数の場合は抽選となります。

日時：2021年11月20日（土） 10：00集合、12：00頃解散予定
場所：鴨川周辺
＊ご参加いただいた方には、LOVE BLUEオリジナルマスクをプレゼントします。
＊詳細は応募期間終了後、参加者への連絡となります。