西宮ストークス「B2優勝、B1昇格を目指す」

B.LEAGUE 2020-21シーズンが、10月2日に開幕する。開幕日にはB1は1試合、B2は3試合が行われ、そのうちの1試合に、ヒュンメルが今シーズンからサポートを始める西宮ストークスが登場する。昨シーズンB2中地区で2位となった西宮が、今シーズンは西地区での優勝、B1昇格を目指す。

自信を持ってプレーを

9月23日に、公式ファンクラブ「STORKS FRIENDS」の会員限定で公開されたのは、同じくB2西地区に所属する香川ファイブアローズとのプレシーズンマッチ。昨シーズン西地区2位となった香川とは1勝1敗。今シーズンは、12月5-6日、1月30-31日の予定で4試合が行われる。

新型コロナウイルスの関係で、新外国人選手の合流が遅れている西宮ストークス。2週間の隔離生活を経て、今月19日にチームに加わったアレクサンダー・ジョーンズ選手がセンターを務めるものの、パワーフォワード(4番)が不在のままシーズン開幕を迎えることに。

今季2年目の指揮を執るマティアス・フィッシャー監督は、残る3名の外国人選手の来日時期は未確定とし、「開幕戦は今日のメンバーで戦うことになる。ストークスの選手は、みんな能力が高いので、自分の仕事をしっかりと自信を持ってプレーしてほしい。週末の練習試合でも今日以上の強度でプレーし、開幕に臨みたい」と語った。

難しさとやりがい

キャプテンの谷直樹選手は、2011年からストークスの歴史を担ってきたチームの看板選手。4番不在の中、慣れないポジションもこなしている。「複数のポジションを任されているのは、僕だけじゃないですし、難しいけどやりがいもあります。監督に求められていることを表現するのがプロなんで」とベテランらしい責任感を発揮。

岸田篤生選手は、「ガードの選手が、今年は3人に増えましたが、その中で、自分にしかできないことを表現し、チームの流れを変えられるような選手を目指します」と目標を語ると、大阪エヴェッサから加入した今野翔太選手は、「ストークスはチーム的にやさしいところがある。バスケはコンタクトスポーツなので、闘志を見せて、声を出して引っ張っていく気持ちでプレーします」とストークスを変革していく姿勢を見せてくれた。

西宮ストークスの2020-21シーズン開幕戦は、AWAYの愛媛オレンジバイキングス戦でスタート。10月2日(金)に松山市総合コミュニティセンターで開催。HOME開幕戦はファイティングイーグルス名古屋を相手に、西宮市立中央体育館で10月10日(土)17:00ティップオフ。


 

西宮ストークスについて

兵庫県の鳥で、地域の取り組みで絶滅の危機を乗り越えたコウノトリをチーム名とし、地域と共に成長するクラブを目指している西宮ストークス。Bリーグ初年度はB2リーグで優勝を飾りB1に昇格。2018-19シーズンから再びB2所属となり、昨シーズンは29勝18敗で中地区2位に。今シーズン、2度目のB1昇格を目指す。

【OFFICIAL SITE】https://www.storks.jp

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