名古屋オーシャンズがFリーグ4連覇で13度目のV!

コロナ禍の影響で無観客試合でスタートしたFリーグ2020-2021シーズン。名古屋オーシャンズは、1月30日のペスカドーラ町田戦で勝利し、リーグ4連覇、13度目のシーズン制覇を決めた。

コロナ禍での特別な優勝に

3ヶ月遅れの9月5日にリモートマッチ(無観客試合)でスタートした2020-2021シーズン。名古屋オーシャンズは、参加予定のAFCフットサル選手権がコロナ禍で中止になったものの、大会日程を避けたスケジュールでFリーグが組まれたため、逆に試合間隔が空いたり、過密日程を強いられる時期も。

2回戦総当たりで、プレーオフを実施しないことになった今シーズン。連勝スタートを決めた名古屋オーシャンズだが、10月末に行われた日本代表合宿でキャプテンの星龍太選手と吉川智貴選手が負傷により離脱。新外国人選手の合流も遅れ、チームづくりはスムーズにはいかなかった。

11節のAWAY湘南ベルマーレ戦で敗れたものの、その他の試合はすべてものにし、18試合で17勝1敗、勝点51と最終的には圧倒的な差をつけての優勝となった。残り4試合を残し、コロナ禍による想定外の出来事にも対応した結果だった。

試合後の会見で、フアン・フランシスコ・フエンテス・サモラ監督は、「今日は私たちが今シーズン積み上げてきたものを発揮できた試合でした。非常にイレギュラーなシーズンで苦労もありましたが、努力やいろいろなサポートで、ここまでくることができた。皆さんに感謝したい」と笑顔を見せた。

14年目のシーズンに13度目のV

前半は緊迫した展開で、名古屋オーシャンズの攻撃をペスカドーラ町田が防ぐ格好に。前半15分に中央に切り込んだペピータ選手が強烈な先制ゴールを決めると、前半終了間際の20分に素早いパスから西谷良介選手がゴール。2-0で前半を終えた。

攻撃の手を緩めない名古屋オーシャンズは、ガブリエル・ペネジオ選手が、後半10分に追加点。パワープレーで攻めるペスカドーラ町田に、試合終了間際に1点を返されたが、3-1で勝ち切り、13度目となるリーグタイトルを手にした。

12月にケガから復帰した星龍太選手は、「イレギュラーなシーズンを過ごしてきて、優勝の意味がいつもとは違うなと感じます。なかなか喜び切れないところはありますが、シーズン通してみんなで戦った結果なので喜んで、まだ残っている試合に向けてまた調整していきたいです」とし、チームの強さについて、「イレギュラーなシーズンを過ごしているから臨機応変に戦えていますし、どんな環境にも負けない精神がつくり上げられていると思います」と語った。

優勝Tシャツが発売中!

セレモニーで選手たちが着用した優勝Tシャツは、名古屋城の鯱をデザイン。ユニオンスポーツ限定で発売中で、先着30枚は全選手のサイン入りに。


■名古屋オーシャンズ

名古屋オーシャンズは、Fリーグのスタートする前年に、日本初のプロフットサルクラブとしてスタート。チーム名には、名古屋港にホームアリーナを構え、海を越え世界に羽ばたいていきたいという思いが込められています。Fリーグ元年の2007/2008シーズンから、リーグ9連覇を達成。今シーズン、リーグ4連覇となる13度目の優勝を飾った。AFCフットサル選手権でも最多の4度の優勝を誇る。

【OFFICIAL SITE】http://www.nagoyaoceans.com/

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