INAC神戸が2020年新体制を発表「NEW CHALLENGE」

INAC神戸レオネッサの2020年シーズン新体制発表会が、1月27日、ホテルロイヤルクラシック大阪で開催され、ゲルト・エンゲルス新監督や日テレ・ベレーザから移籍の田中美南(日本女子代表)選手ら、新入団の選手6名が発表された。

NEW CHALLENGE すべては勝利のために

今シーズンにチーム創設20年を迎え、港町神戸から世界へ向けて羽ばたくチームを目指し、チームエンブレムやロゴを刷新したINAC神戸レオネッサ。2020シーズンスローガンには、「オリンピックのなでしこジャパンにも多くの選手を輩出したい」という安本卓史社長の想いも込め、『NEW CHALLENGE すべては勝利のために』とした。

女子サッカーは初めて指導することになるゲルト・エンゲルス新監督は、1998年に横浜フリューゲルスの監督に就任すると、京都パープルサンガや浦和レッズなどを歴任。コーチ、監督として多くのJリーグタイトルを獲得。日本のサッカーを熟知するエンゲルス監督が、今回、キャリア初となる女子サッカーチームの監督を引き受けた。

「たくさんチャレンジし、試合に勝ちたい。サッカーはサッカーなので、男子も女子も関係ないと思います。チームの練習はまだこれからなので、今はまだイメージですが、ポゼッションサッカーで、積極的なオフェンスをし、ディフェンスも守るだけでなくボールを奪うことを大事にしたい」とし、練習で選手の特徴などをつかみ、「選手の武器を生かした戦いをしたい。積極的なサッカーをしたい」と流暢な日本語で語った。

神戸から世界へ

なでしこリーグ4年連続得点王の田中美南選手が日テレ・ベレーザより移籍。思い入れのある背番号9は、チームメイトの増矢理花選手から譲り受けた形に。「理花とも直接連絡を取り、彼女がいろんな想いを背負ってきた9番を譲ってくれることになりました。その気持ちも背負ってプレーすることが、自分にとって大きなことになる」と話した。

安本社長は、背番号について2つのエピソードを紹介。空き番号だった4番には、リハビリ中の牛島理子選手が戻ってきて、将来的に中心選手になるように、という気持ちを込め、田中選手の9番については、「INACの9番を背負うということは、なでしこジャパンで9番を背負い、東京オリンピックで東京のゴールを揺らすんだよというメッセージを込めたもの」と話した。

田中選手は、「皆さんが思っているほど、ライバルに移籍したという意識がなくって、熱烈にオファーを受けたことやチームに魅力があったこと。そして、1番は、東京オリンピックのために、成長したいという気持ちがあったから」だと語った。本番まであと半年を安定して過ごすよりも、「代表やオリンピックという大きな舞台で結果を出すことを考えた時、今のままじゃダメだと思った。ベレーザで5年連続得点王になるよりも、新しいチームメイトとコミュニケーションをとりながら、上手くつくり上げたほうが自分にプラスになるし、うきうきすること。リーグ戦でべレーザと対戦するのが楽しみです」と大きな覚悟をもって移籍した心境を語った。

INAC神戸レオネッサについて

神戸市及び兵庫県におけるスポーツコミュニティの担い手を育成し、国際的な活動も展開していく総合スポーツクラブとして2001年4月にINAC(INternational Athletic Club)として設立。女子サッカーチーム「レオネッサ」は同年11月に誕生。2011年からなでしこリーグ3連覇、2013年にはシーズン3冠に加え、国際女子サッカークラブ選手権でも優勝。2020シーズンは、チーム創設20年を迎え、エンブレムも刷新。8度目のタイトル獲得を目指します。
【OFFICIAL SITE】http://inac-kobe.com/

RELATED POST