V・ファーレン長崎、6年間ありがとう!

2019年シーズンをもって、ヒュンメルとV・ファーレン長崎のオフィシャルサプライヤー契約は終了となります。2014年よりチームウェア・ユニフォームを通してサポートを始め、2015年からスタートした平和祈念ユニフォームでは、スポーツから平和への発信を共に行うことができました。

サッカーの喜びと誇らしさを感じられた6年間

V・ファーレン長崎とのパートナーシップが脚光を浴びたのは、平和祈念ユニフォームを初めて発表した2015年8月でした。テロが多発するなど、世界情勢が混沌とする中、被爆70年、戦後70年を迎える夏に発表したユニフォームは、日常から平和を感じられるアイテムとして、アメリカCNNニュースをはじめ、海外メディアでも取り上げられました。

その後も、夏限定のユニフォームとして続けてきた平和祈念ユニフォーム。2017年には、アルゼンチンメディア「lacasaca」が選ぶ2017ベストユニフォームに選ばれるなど、平和祈念ユニフォームは、ナガサキから世界へ平和を発信する役割を担ってきました。また、V・ファーレン長崎の歴史を変えた2017年は、J1昇格の喜びを、2018年はサンフレッチェ広島とのピースマッチで、被爆地のチーム同士がプレーする誇らしさを共に分かあうことができました。

一番の勝利はあなたと歩んだこと

今シーズンまでヒュンメルと関わってくれたV・ファーレン長崎の選手、スタッフ、そしてサポーターの皆さん、また平和祈念ユニフォームの寄贈に合わせた折り鶴にご参加いただいたサッカーファンの皆さん、ご支援、ご声援ありがとうございました。ヒュンメルでは、チームや平和祈念ユニフォームをきっかけに、被爆者の故・谷口稜曄さんやFUNKISTをはじめ、多くの方と交流を持つことができ、ピーススニーカーやユース年代のピースマッチなど、新しい取り組みを行えました。

2014年から、天皇杯・カップ戦を含め、100の勝ち星を共にしてきましたが(11/10時点)、サポーターズ・ソング『V-ROAD』の歌詞にあるように、「一番の勝利は あなたといれたこと 一番の勝利は あなたと歩んだこと」だと、実感しています。

ヒュンメルとして最後のV・ファーレン長崎のホームゲームは、明日11月16日の栃木SC戦です。リーグ戦終了後も、12月21日に天皇杯の準決勝鹿島アントラーズ戦が茨城県立カシマサッカースタジアムで行われます。2019年シーズン最後の試合に天皇賜杯を掲げる選手を夢見て、共に応援のエールを送りましょう。

RELATED POST