PLAYER OF THE MATCHで笑顔を広げる

ヒュンメルは、11月30日から熊本県で行われる女子ハンドボール世界選手権のPLAYER OF THE MATCH(各試合の最優秀選手、以下POTM)の賞として、ハンドボールから笑顔の広がるきっかけをプレゼント。選手の名前で、西アフリカのシエラレオネ、そして熊本県宇土市にハンドボールキットを贈呈し、ハンドボールを通じて、笑顔の輪を繋げていきます。

スポーツを楽しむ以上のものを

内戦による影響で、世界で最も寿命が短く、貧しい国と言われているシエラレオネ共和国。この国の女性たちは、古い慣習や偏見により、スポーツがしづらい状況にあります。そこでヒュンメルは、女性の権利とハンドボールの普及のため、世界最高峰の舞台で選ばれるPLAYER OF THE MATCHの選手たちから、スポーツを始めづらいシエラレオネの女性に、ハンドボールの楽しさを伝える機会をつくりたいと考えました。

「ハンドボールの新しい女性コミュニティをつくることは、スポーツを楽しむ機会を提供する以上のものをもたらすことができます。彼女たちは、男女平等の権利について話し合うことができ、自信や自尊心を持つことにも役立ちます」と、元デンマーク代表チームの選手で、このプロジェクトの責任者でもあるJosephine Tourayは話しています。

熊本からシエラレオネへ

ヒュンメルのアラン・バッド・ニールセンCEOは、「ヒュンメルは、世界中で女性の権利のために活動している個人やクラブ、組織をサポートしてきました。熊本では、IHF(国際ハンドボール連盟)や世界の素晴らしい選手たちと共に、シエラレオネの女性たちにスポーツする機会を提供し、女性の権利を守る安全な空間をつくる機会を得られるのは大きな喜びです」と語っています。

ヒュンメルは、シエラレオネで活動するHAND(Handball for A New Destiny)を通じて、シエラレオネ1000人の少女に、ハンドボールキットとハンドボールを楽しむ機会を提供します。

熊本県宇土市でキッズクリニックを

また、グローバルでの活動と合わせて、日本でもPOTMの賞として、ハンドボールキットを贈呈します。これは、大会のオフィシャルユニフォームとして発表した熊本復興チャリティユニフォームと連動して実施するもので、2020年4月5日(日)に熊本県宇土市で開催するキッズ向けのハンドボールクリニックに使用してもらいます。目的は、本大会のレガシーとして、スポーツを通した子どもの育成や地域活性化に繋げること、ハンドボールの強化や普及に繋げること。

そして、2016年4月に発生した熊本地震から3年を経て、仮設住宅も少なくなり、生活レベルでの大変さが軽減されてきた中、再度熊本で発生した震災や熊本の今にスポットを当て、子どもたちにハンドボールで笑顔になってもらいたいと思っています。イベントの詳細、応募方法などは、2020年1月下旬を予定しています。

2019女子ハンドボール世界選手権大会


熊本県で2019年11月30日から12月15日の期間、開催される第24回世界女子ハンドボール選手権。2年に1回開催されるハンドボールの国際大会で、今大会の優勝チームには2020年に開催される東京オリンピックおよび次回大会の出場権が与えられる。日本を含む24ヶ国が出場。
【大会公式サイト】https://japanhandball2019.com/

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