ヒュンメルが、V・ファーレン長崎と平和を祈念するユニフォームを発表して今年で4年目。原爆の悲惨さとともに、スポーツのできる平和の尊さを感じられるようにという思いを込めたユニフォームを、今年は、今までよりも多い6試合で着用。8月31日のホーム湘南ベルマーレ戦が、今年最後の平和祈念ユニフォーム着用マッチになります。
ナガサキから世界へ平和をアピール
ヒュンメルは、”Change the World Through Sport”(スポーツを通して世界を変える)をブランドミッションとしており、核攻撃を受けた人類最後の都市をホームタウンとするスポーツクラブとして、平和の大切さを発信するV・ファーレン長崎とは、背景は異なるながらも、同じ考え方で取り組みを行っています。
平和祈念ユニフォームは、初年度に、アメリカのCNNでも紹介され、昨年はデンマーク、イギリス、ドイツ、スペインの欧州4ヶ国で発売をスタート。アルゼンチンメディア「lacasaca」が選ぶ2017ベストユニフォームでは1位に選ばれました。また、ヒュンメルのデンマーク本社とともに招聘したイギリスメディア「THESE FOOTBALL TIMES」では、J1昇格を決めた讃岐戦や原爆資料館での取材記事を配信。今年はイタリアの「GOAL」から取材依頼が届くなど、平和祈念ユニフォームは、長崎から世界へ向けて平和をアピールし、発信する役割を担っています。
86番と89番の意味するもの
今年の平和祈念ユニフォーム着用マッチは、7月18日、ヴィッセル神戸戦からスタート。ホームで5試合、アウェイで1試合の着用となり、8月19日のセレッソ大阪戦までの5試合で、約7万人の観客が折り鶴がデザインされたユニフォームを見たことになりました。
また、8月11日のサンフレッチェ広島戦は、被爆地をホームタウンとするチーム同士の対戦で、ピースマッチと銘打たれた試合に。セレモニーでは、両チームが折り鶴をデザインモチーフにした平和祈念ユニフォームを着用しました。
サンフレッチェ広島イレブンが1945年8月6日を示す86番、V・ファーレン長崎イレブンが、1945年8月9日を意味する89番を背負いました。73年前、広島と長崎で原子爆弾が投下。一瞬で合わせて21万人を超える尊い命が奪われた日を忘れない思いを込めました。さらに、背番号のカラーはお互いを尊重し、エールを送る意味を込め、相手のチームカラーを用いたものに。
現役時代、広島でプレーしたV・ファーレン長崎の高木琢也監督は、記者会見で、まずピースマッチの意味について言及。「たくさんの方々が長崎からも広島からも観戦にいらしたというふうに思います。そういう中で、この試合だけが特別なゲームではなくて、これからももっともっとこういうものを広げていきながら、平和というものを一緒に考えていければなと思います」
V・ファーレン長崎について
V・ファーレン長崎は、有明SCと国見FCが統合した有明SCを前身とし、2005年に現監督の高木琢也氏をテクニカル・アドバイザーに迎え、V・ファーレン長崎に改称。2009年より日本フットボールリーグ(JFL)で戦い、2012年にJFL初優勝。2013年シーズンよりJ2となり、2017年シーズンに2位となり初のJ1昇格を決めた。V・ファーレンのVは、ポルトガル語で勝利を意味するVITO’RIA(ヴィトーリア)とオランダ語で平和を意味するVREDE(ブレーダ)の頭文字。それに航海を意味するオランダ語VAREN(ファーレン)を合わせた造語。日本初の国際貿易港である長崎から平和への発信と、県民の夢と希望を乗せ、勝利への航海を意味します。
【OFFICIAL SITE】http://www.v-varen.com/
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Peace Match
86番と89番の意味するもの
@Hiroshima, Japan 11st Aug, 2018
ヒュンメルが、V・ファーレン長崎と平和を祈念するユニフォームを発表して今年で4年目。原爆の悲惨さとともに、スポーツのできる平和の尊さを感じられるようにという思いを込めたユニフォームを、今年は、今までよりも多い6試合で着用。8月31日のホーム湘南ベルマーレ戦が、今年最後の平和祈念ユニフォーム着用マッチになります。
ナガサキから世界へ平和をアピール
ヒュンメルは、”Change the World Through Sport”(スポーツを通して世界を変える)をブランドミッションとしており、核攻撃を受けた人類最後の都市をホームタウンとするスポーツクラブとして、平和の大切さを発信するV・ファーレン長崎とは、背景は異なるながらも、同じ考え方で取り組みを行っています。
平和祈念ユニフォームは、初年度に、アメリカのCNNでも紹介され、昨年はデンマーク、イギリス、ドイツ、スペインの欧州4ヶ国で発売をスタート。アルゼンチンメディア「lacasaca」が選ぶ2017ベストユニフォームでは1位に選ばれました。また、ヒュンメルのデンマーク本社とともに招聘したイギリスメディア「THESE FOOTBALL TIMES」では、J1昇格を決めた讃岐戦や原爆資料館での取材記事を配信。今年はイタリアの「GOAL」から取材依頼が届くなど、平和祈念ユニフォームは、長崎から世界へ向けて平和をアピールし、発信する役割を担っています。
86番と89番の意味するもの
今年の平和祈念ユニフォーム着用マッチは、7月18日、ヴィッセル神戸戦からスタート。ホームで5試合、アウェイで1試合の着用となり、8月19日のセレッソ大阪戦までの5試合で、約7万人の観客が折り鶴がデザインされたユニフォームを見たことになりました。
また、8月11日のサンフレッチェ広島戦は、被爆地をホームタウンとするチーム同士の対戦で、ピースマッチと銘打たれた試合に。セレモニーでは、両チームが折り鶴をデザインモチーフにした平和祈念ユニフォームを着用しました。
サンフレッチェ広島イレブンが1945年8月6日を示す86番、V・ファーレン長崎イレブンが、1945年8月9日を意味する89番を背負いました。73年前、広島と長崎で原子爆弾が投下。一瞬で合わせて21万人を超える尊い命が奪われた日を忘れない思いを込めました。さらに、背番号のカラーはお互いを尊重し、エールを送る意味を込め、相手のチームカラーを用いたものに。
現役時代、広島でプレーしたV・ファーレン長崎の高木琢也監督は、記者会見で、まずピースマッチの意味について言及。「たくさんの方々が長崎からも広島からも観戦にいらしたというふうに思います。そういう中で、この試合だけが特別なゲームではなくて、これからももっともっとこういうものを広げていきながら、平和というものを一緒に考えていければなと思います」
V・ファーレン長崎について
V・ファーレン長崎は、有明SCと国見FCが統合した有明SCを前身とし、2005年に現監督の高木琢也氏をテクニカル・アドバイザーに迎え、V・ファーレン長崎に改称。2009年より日本フットボールリーグ(JFL)で戦い、2012年にJFL初優勝。2013年シーズンよりJ2となり、2017年シーズンに2位となり初のJ1昇格を決めた。V・ファーレンのVは、ポルトガル語で勝利を意味するVITO’RIA(ヴィトーリア)とオランダ語で平和を意味するVREDE(ブレーダ)の頭文字。それに航海を意味するオランダ語VAREN(ファーレン)を合わせた造語。日本初の国際貿易港である長崎から平和への発信と、県民の夢と希望を乗せ、勝利への航海を意味します。
【OFFICIAL SITE】http://www.v-varen.com/