春中ハンド2017開幕!「氷見に咲く君は 春中ハンドの風になる」

ハンドボールのまち「富山県氷見市」に球春が到来。3月25日に第12回春の全国中学生ハンドボール選手権大会(春中ハンド)の開会式が行われ、翌26日から一回戦がスタート。29日まで熱い戦いが続きます。昨年から大会の協賛企業となった株式会社エスエスケイ/hummelでは、今年も大会パートナーとして、イベントや販売ブースで参加しています。

「第12回 春の全国中学生ハンドボール選手権大会」

12回目の大会にして初めて、47都道府県からチームが出場することになった春中ハンド。男子48チーム、女子47チームが中学生ハンドボーラーの頂点を目指して戦います。開会式前のオープニングアトラクションでは、マーチングバンド「ムジカグラート氷見」や女子中高生ユニット「寒ぶりっ娘」が会場を盛り上げました。

また、応援メッセージビデオがスクリーンに。まず、ハンドボール日本代表の徳田新之助選手、そして春中ハンドの第3回、4回に出場し、リオにも出場したパラアスリートの辻紗絵選手が声援を送りました。そして、ヒュンメルのアンバサダーで、リオで金メダルとMVPを獲得したデンマーク代表のMikkel Hansen選手から、「Hi, 春中プレイヤー」で始まり、「ガンバレ!」で終わるメッセージが届きました。

期間: 2017年3月25日(土)~3月29日(水)
場所: 富山県氷見市ふれあいスポーツセンターなど
大会公式サイト: https://haruhand.net/


ヒュンメル×送球ボーイズコラボイベント

オープニングアトラクションとして、選手が参加するスローターゲットを実施したヒュンメル。ボールがやわらかめなものと、普段練習で使っているものと違うことから、なかなかターゲットに入らない選手が続きましたが、200名以上が参加してくれた中で、5投中4投を決めた女子選手が最高記録に。

また、氷見市が舞台のハンドボール漫画『送球ボーイズ』とのコラボ企画として、顔ハメパネルや限定Tシャツの販売を実施。大会初日と二日目には、原作のフウワイ氏、作画のサカズキ九氏が、サイン会を実施。希望のキャラクターが描いてもらえるとあり、長蛇の列ができました。その他、ヒュンメルでは、様々な大会記念商品が購入できる販売ブースや、デザインコンテストを実施したオンリーヒュンメルコーナーで、大会に彩りを添えています。

また、送球ボーイズとのコラボTシャツは、サイン入りの水色カラーのものを、ツイッターでプレゼント応募募集中。送球ボーイズ広報部の応募ツイートをリツイートして、送球ボーイズとヒュンメルのツイッターアカウントをフォローすると応募が完了というもの。4月7日まで募集していますので、世界で唯一の限定Tシャツ、是非ゲットください!



ハンドボールの可能性を広げる大会に

「氷見からハンドボールをメジャーにしていきたい」と話すのは、氷見市長の本川祐治郎氏。「ハンドボールはきわめて創造的なスポーツだと思っています。インドアスポーツで比べても、バスケよりも歩数や人数が多いことで、プレーの組み合わせの妙があるんです。大会を通じての子どもたちの成長はもちろんですが、将来的に高齢化など地域の課題解決に繋げていきたいと思っています。ハンドボールを福祉や教育、ITなど、もっといろんな分野に広げていき、その発想の掛けあわせで広がるものを応援していきたいと思っています」と語る。

ハンドボール専門誌『スポーツイベント・ハンドボール』編集部の平山綾乃氏は、「春中には、中学校の部活チームはもちろん、クラブチームや合同チームが出場し、全都道府県から出場しているのがこの大会の面白さです。また、一回戦で負けたチームもすぐに地元に帰らずに、交流試合が企画されていて、県外のチームと試合を重ねることができます。そうすることで、選手の成長はもちろん、交流を図っているところが大会の魅力です」と語る。

氷見高校のビジネス課の生徒たちは、会場のブースで、生活福祉課が作ったクッキーや氷見の特産品を販売。生徒自ら会社に連絡し、商品を仕入れており、2年生の中島誠人さんは、「春中ハンドでは毎年、こうして参加させてもらっています。販売を通して、地域の人や県外の人と関わりを持てるのが醍醐味ですね」と話す。また、会場で目立ったのは、運営ボランティアをしている中高生だ。中学生は、春中の予選で負けた地元のハンドボール部が中心で、試合の準備やスコア付けを行う。中学1年の山道美空さんは、「最初は、負けたからボランティアスタッフに来た感じですが、延長戦になった氷見十三の試合は会場の盛り上がりもすごく、チームも強くって。試合を見たことで、次は出たいっていう気持ちが強くなりました」と前向きに捉えている。

発想の組み合わせから生まれる面白さが、春中ハンドにはあり、それはあまり表に出ることはないが、試合の面白さや盛り上がりと同じ価値を持っている。今日、2回戦が終わり、ベスト16が出揃った。残すところはあと2日。ハンドボールの面白さが、春中から、氷見から広がります。

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