デンマーク代表、ロシア2018へ!

欧州予選E組で、ポーランドに続く2位となったデンマーク代表は、プレーオフをアイルランド代表と戦い、第1レグのホームで0-0と引き分けると、第2レグは、エリクセンのハットトリックやベントナーのゴールなどで5-1と勝利し、2018年ロシア大会行きを決めた。大会の組み合わせ抽選会は、12月1日(日本時間12月2日)に行われる。

ヒュンメル復帰後のデンマーク代表が快進撃

12年の空白期間を経て、デンマーク代表ジャージにシェブロンラインが戻ってきたのが2016年8月。2016リオでは、U-23代表がベスト8、2017UEFA欧州女子選手権では、女子代表が準優勝と、デンマークサッカーがヒュンメルとともに上昇ラインをたどってきたこの1年余り。そして今回、A代表もアイルランドとのプレーオフに勝利し、2018ロシア行きを決めました。

2016年8月31日、デンマーク代表は、デンマーク国旗を示す赤と白の伝統的なユニフォームではなく、全てが真っ白のユニフォームをまとい、リヒテンシュタインとの強化試合を行いました。これは、ブランドロゴやシェブロンラインも真っ白にしたユニフォームで、デンマーク代表を応援する全てのファンのために、チームをサポートし、新しい始まりを記すために準備したオールホワイトユニフォームでした。

そして、予選グループを戦ったユニフォームのフロントには、デンマークが必要としている時に目覚め、人々を救うといわれているクロンボー城の地下牢に眠るホルガー・ダンスクと呼ばれる英雄をエンボス加工。デンマーク代表は、第2節、第3節と連敗し、予選落ちの危機に陥りましたが、その後代表メンバーという英雄たちが活躍し、最終的にグループ2位に浮上。プレーオフも制し、2018ロシア行きを決めたのです。

モスクワやサンクトペテルブルク、ソチなど全11都市12会場で行われるロシア大会は、6月14日に開幕。1次リーグの組み合わせ抽選会は、12月1日に実施。デンマーク代表が新しい歴史が紡ぐことになる戦相手が、いよいよ決定する。

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