アンプティサッカー大会レオピン杯を協賛

病気や事故で手足を切断した選手が松葉杖をついてプレーするアンプティサッカー。昨年の11月22-23日に行われた第5回アンプティサッカー日本選手権以来となる公式戦「第三回レオピン杯Copa Amputee」(特別協賛:湧永製薬株式会社、オフィシャルサプライヤー:株式会社エスエスケイ hummel)が、5/14(土)-15(日)に大阪市の鶴見緑地球技場で開催されます。


アンプティサッカー大会「レオピン杯Copa Amputee」

「第三回レオピン杯Copa Amputee」は、花博記念公園鶴見緑地球技場で行われるアンプティサッカーの全国大会。アンプティサッカーは、日本では2010年に始まった比較的新しい障がい者スポーツで、全国に8チーム、約80名がプレー。今大会には、63名がエントリーし、北海道と千葉、そして新チームの静岡が広島と合同チームとなり、6チームで争います。

今大会は、アンプティサッカー選手としては初めてとなる女性選手が参加し、小学生の人数も増えるなど、広がりを見せているアンプティサッカー。日本アンプティサッカー協会副理事長で日本代表監督を務める杉野正幸氏は、障がい者サッカーの7団体を統括する『日本障がい者サッカー連盟』が創設されるなど、追い風が吹く中で迎える今大会に期待を寄せています。「アンプティサッカーの選手たちは、先天的な障がいや、事故から九死に一生を得、アンプティに出会うことで、新たな輝きを取り戻したといっても過言ではありません。彼らが懸命にボールを追う姿を、是非見ていただきたいと思います。また、ネットでのライブ中継(特別協賛:湧永製薬)でもお楽しみいただけます」

クラッチを使ってボールを蹴る体験会

なお、大会の2日間、会場では実際に選手たちが使用するロフストランドクラッチと呼ばれる松葉杖を使いながらボールを蹴る体験会も同時開催。片足だといかにボールが蹴りづらいかが分かる、両足があるという当たり前のことが、いかに大事なことかが分かるこの体験会もおすすめです。

アンプティサッカーとは

30年以上前にアメリカの負傷兵が松葉杖をついてプレーするサッカーを、リハビリテーションとして始めたのが競技のきっかけ。フィールドプレイヤーは主に片足の切断者で、日常生活で使われる通常の松葉杖をついてプレーし、GKは主に片手を切断しており、片腕でプレー。フィールドプレイヤー6名とGK1名の7人制サッカー。日本には2010年に導入され、日本代表は2014年メキシコワールドカップで初勝利。決勝トーナメント進出も果たすなど、近年実力を伸ばしている。

【日本アンプティーサッカー協会】https://j-afa.com

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