2018ロシアに向けたデンマーク代表ユニフォームを発表!

ヒュンメルは、2018ロシアに向けて9月4日から始まるヨーロッパ予選でデンマーク代表の着用する新ユニフォームを発表。ヒュンメルがデンマーク代表のサプライするのは、2004年以来。ヨン・ダール・トマソンやデニス・ロンメダールが最後にプレーしてから12年の月日が流れました。まさに、フットボールシャツの歴史の中で最も象徴的だったパートナーシップのひとつが、復活の狼煙をあげた格好となりました。

1986年ダニッシュ・ダイナマイト

ヒュンメルはデンマークを代表するスポーツブランドとして、母国デンマークのサッカー代表チームを1979年から2004年にかけてサプライしてきました。1986年メキシコでは、ミカエル・ラウドルップ、プレーベン・エルケーア・ラルセン、イェスパー・オルセン、フランク・アルネセン、モアテン・オルセンらが織りなすスピード感あふれる超攻撃サッカーで観客を魅了し、「ダニッシュ・ダイナマイト」と呼ばれ、注目を集めました。グループリーグで3連勝を飾ったデンマーク代表は、世界のフットボール地図に自らの地位を確立し、その時着用していたストライプ柄のクラシックなユニフォームは、代表チームと共に、新たなスポーツファンをフットボールに呼び込みました。

ユニフォームの半分がピンストライプという1986年の代表ユニフォームは、息をのむほどにクールで、完全にオリジナルなカーニバルスーツでした。それが、再び戻ってくることはありませんが、デンマーク国民とヒュンメルの間に、ユニークでダイナミックな印象を残すことになりました。そして、30年がたった今もなお、メキシコのヒーローたちの肩を飾ったシェブロンラインがデザインされたユニフォームが、デンマークでは切望されていたのです。

新時代を切り拓くスター選手たち

デンマークサッカー協会(DBU:Dansk Boldspil-Union)のコマーシャルディレクターであるKatja Moesgaardは、「私たちはヒュンメルがスポンサーとして戻ってくることに、大きな興奮を覚えています。それは、ヒュンメルがデンマークのフットボールカルチャーのルーツであり、その上に、強力なパートナーを得たいという私たちの願いに適合しているからです。ヒュンメルのシェブロンラインが、代表ユニフォームの袖に戻ってきて、私たちは国を代表するプライドを取り戻し、新たなる高みに到達する自信を得ることができたのです。ヒュンメルがデンマーク代表チームのユニフォームサプライとして復帰したことは、ユニフォームだけでなく、デンマークに新たな希望が生まれたとも言えるでしょう」と語っています。

2018年ロシアに向けて戦う代表メンバーには、昨年イングランドプレミアリーグ優勝に貢献したレスター・シティFCのGKカスパー・シュマイケル、トッテナム・ホットスパーFCのクリスティアン・エリクセン、ミドルズブラFCのヴィクトル・フィッシャー、アヤックス・アムステルダムのラセ・シェーネ、フェネルバフチェSKのシモン・ケアー、サウサンプトンFCのワンダーキッドとして知られるピエール・エミール・ホイビュルクらが名を連ねます。新時代のスター選手が、シェブロンをまとい、デンマーク代表の新しい時代を切り拓いていきます。

2016デンマーク代表新ユニフォーム

デンマーク伝統の赤と白のコンビネーションをベースとしたホームユニフォームは、肩にヒュンメルのアイコンであるシェブロンライン、右袖にデンマーク国旗をデザイン。さらに、デンマークヒストリーを織り込みました。中世の古戦場で勝利を収めてきた古代スカンジナビアの胸当てのパターンを襟下から袖にかけて採用。さらに、デンマークが必要としている時に目覚め、人々を救うといわれているクロンボー城の地下牢に眠るホルガー・ダンスクと呼ばれる英雄を、シャツのフロント部にエンボス加工しています。左袖の内側には、古代ルーン文字でDENMARKと綴っています。また、DBUのミッション’En del af noget større’をプリント。これは、「私たちは、より大きなものの一部である」という意味で、サッカーが健康や友情に作用し、社会の中で責任があることに対する宣言になります。

アウェイユニフォームは、ホワイトをベースとし、左胸のDBUワッペンの上を交差するスカンジナビアンクロスが特徴的です。また、肩を走るシェブロンラインは、1986年に戻ったかのように、ユニフォーム全体をシャープに見せてくれます。GKユニフォームも、デンマークの歴史を背景としており、襟裏にDBUのミッション’En del af noget større’があり、その下に、古代ルーン文字でDENMARKと綴りました。

デンマーク代表は、9月4日(日)、2018ロシアに向けて、欧州予選グループEの初戦をコペンハーゲンのサッカー専用スタジアム「テリア・パルケン」でアルメニアと戦います。新ジャージをまとった新生デンマーク代表が、新たな歴史を築いていきます。

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