サッカーと音楽の垣根を越えた復興支援マッチ

8月2日(日)に開催されるJ3リーグ第24節、福島ユナイテッドFCはホームのとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)でガイナーレ鳥取と対戦。その前座試合として、今年も元日本代表選手とミュージシャンの混成チーム「Jレジェンド&MIFA FC」の復興支援マッチが行われます。中山雅史・福西崇史・山口素弘・森島寛晃ら日本サッカーの歴史を飾った豪華メンバーが、ミュージシャンのナオト・インティライミや藤巻亮太、GAKU-MCとチームを組み、福島県立富岡高校サッカー部と対戦します。


サッカーと音楽の垣根を越えた復興支援マッチ

昨年、名波浩や中山雅史、宮本恒靖ら元日本代表のメンバーとミュージシャンによる復興支援マッチが、福島県県北地域の高校生混成チームと行われました。「大好きなサッカーで多くの人たちが笑顔になれた」と試合後に語ったGAKU-MCが、「被災地への激励を続けよう」と話し、今年も開催することに。ミュージシャンからは昨年に引き続き、ウカスカジーの桜井和寿(今年は解説)にGAKU-MCとナオト・インティライミ、そしてレミオロメン(2012年より活動休止中)でボーカル&ギターを担当した藤巻亮太も参加する。

元日本代表を中心としたメンバーからなるJレジェンドは、中山雅史・福西崇史・山口素弘・森島寛晃・戸田和幸・平野孝・中西永輔・都築龍太・山田暢久・清水範久が参加予定。今年は、東京電力福島第一原発事故により福島市内に設けられたサテライト校に通い、練習に励んでいる福島県立富岡高校サッカー部と対戦する。

福島ユナイテッドFCの竹鼻快GMは、「これを機会に、一人でも多くの福島の人にサッカーを楽しんでもらえればと思っています。この7月から福島市にサッカースタジアムを整備することを要望する署名活動が始まっています。スポーツ文化の向上、子どもたちが夢や希望を持てる、郷土に誇りを持てる地域づくりなど、スタジアムはこれからの福島を考えたものになると思います。今回の素晴らしい機会をきっかけに、サッカーの良さやスタジアムでの一体感を感じて欲しいですね」と語りました。

福島ユナイテッドFC

福島県福島市をホームタウンにしたJ3に所属するサッカーチーム。UNITEDとは、「結ばれた、団結した」の意味で、チームや選手、スタッフ、サポーターが”ひとつ”になり、福島が”ひとつ”になり、発展していくことを指す。2012年シーズン、東北社会人リーグ1部を連覇し、全国地域リーグ決勝大会で2位となり日本フットボールリーグ(JFL)昇格。2014シーズンは初のJ3で12チーム中7位と健闘。フェアプレー賞も受賞した。
【OFFICIAL SITE】https://fufc.jp/

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