モバイルゲームがチャリティに。ゲームの体験版イベントを福島で実施。

2014明治安田生命J3リーグ第31節(2014/11/9)、福島ユナイテッドFCvsAC長野パルセイロのとうほう・みんなのスタジアム場外イベントとしてヒュンメルキックターゲットが登場。ゲームをクリアするとシエラレオネの子どもにサッカーボールを送られるモバイルチャリティゲームの体験版として実施。小学生を中心に何度も的を狙う姿が見られました。また合わせて、ヒュンメル臨時ショップが福島県初出店。多くのサポーターで賑わいました。

学生がボランティア参加するホームゲーム

イベントには交代で福島ユナイテッドの選手6名が参加。「最後までボールを見て」や「どこ狙う?」など、参加者に声をかけ、ファンと交流。サインや写真撮影に応じたり、実際にゴールの的を狙ってボールを蹴ったりと、一緒にイベントを盛り上げてくれました。

ボランティアでスタジアムの運営スタッフをしている福島大学の学生も、このイベントも手伝ってくれました。「スポーツを通した地域活性化を目的にボランティア活動をしていて、弾幕を作ったり、試合の告知活動をサポーターの皆さんと一緒にしたり。福島ユナイテッドの試合もこの夏から運営に参加させてもらっています」とコメント。また、この試合のボールボーイなどには、聖光学院高校のサッカー部も参加。山田喜行監督は「こういう風に試合の運営でサッカーに携わるのも経験ですから、積極的にさせてもらっています。いろんな経験を積んで欲しいんですよ」と試合を見ながら語ってくれた。

この日の試合はベンチ外となり、スタジアムから戦況を見つめた時崎塁選手は、「今年からJの舞台になって、盛り上がりや認知度でも高まっていると思うんです。ただ、今日もそうですが、ホームゲームに雨が多いのが残念なんですけど。でも、今福島にはサッカー以外にもバスケット(福島ファイヤーボンズ、2014-2015シーズンよりbjリーグに参加)や野球(福島ホープス、2015年よりBCリーグに参加)のプロチームができてきているので、スポーツ全体でもっと福島を盛り上げていけたらと思っています」

 

遊んでいるだけでチャリティになる

昨春リリースしたヒュンメルのモバイルゲームは、ゴールを重ねてゲームをクリアすると、シエラレオネの子どもたちにサッカーボールを送ることができるチャリティゲーム。今秋、このフットボールゲームをリニューアルし、ドイツのザンクトパウリやシエラレオネ代表に交じって、日本のチームが初参加。J3で戦う福島ユナイテッドFCが登場しています。

現在、サッカーボールのチャリティにつながる通常のゲームに加え、福島ユナイテッドFCを舞台にしたスペシャルゲームが2014/11/17(月)8:00までの期間限定で開催中。アプリがダウンロードされている200ヶ国以上のプレイヤーの中で、トップ3に入るとサイン入りユニフォームシャツなどがプレゼントされます。

ハーフタイムにスマホでゲームをしていた女性3人組は、J参戦ということもきっかけとなり、今年からユナイテッドを応援しにスタジアムに来るように。「意外に難しいですね。でも、遊んでるだけでチャリティになるっていいですよね」とのこと。交代で一球ずつスワイプしてゴールを狙う姿は、スタジアムに新しいサッカーの喜びをもたらしてくれたかのよう。

一方、ユニフォームを着込んだ地域リーグ時代からのサポーターは、試合後選手が出てくるのを待ちながら、i-PADでプレー。「いや、昨日もやってたんですよ。世界のいろんな国のチームがある中で、ユナイテッドが舞台になってるなんて、サポーターとしてはやっぱりテンション上がりますよね」と、ゴールを決めては歓声を上げていました。

スペシャルイベントは、来週月曜日の朝8時までの期間限定ながら、チャリティゲームは続きます。現在5000個近くのボールがシエラレオネの子どもに送られることになっています。エボラ出血熱もあり、内戦とはまた違う悲しみが広がっているシエラレオネに、喜びや楽しさ、未来への希望につながるかもしれないサッカーボールを送りませんか。ヒュンメルと一緒に、指先ひとつで世界を変えていくきっかけを作りましょう。

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