WORK

女性が働き続ける
イメージの持てる職場に

大阪本社の営業部隊である大阪店四課で、営業事務職(フロント業務)を務める中村優美は、スポーツ一家で育った典型的なスポーツ女子。負けず嫌いで、前向きな彼女は、営業員とともに、エスエスケイの売上げを支え、「女性ならではの働き方」があると語る。

Yumi Nakamura 中村 優美

大阪本社勤務 /  大阪店四課所属
2009年4月入社 / 最終学歴:短大卒、健康・スポーツ科学部 / インタビュー:2019年2月実施

新体操の会社と勘違い

エスエスケイの本社がある谷町六丁目界隈は、大阪城の外堀のあった地域で、高層マンションの立ち並ぶ中にも、古い町並みや商店街、人気の飲食店があり、街歩きにも最適なエリアである。数年前、情報番組でエスエスケイを突撃訪問したお笑い芸人に、会社受付で遭遇した中村は、新体操をしていたことを話すと、促されるままに開脚をして、喝采を浴びたことがある。

「あの時は、芸人さんと番組のスタッフの方たちから、『何かして』という期待を感じて、とっさに開脚したんですが、放送事故にもならずによかったです」と笑う中村は、「エスエスケイを新体操の会社だと思って受けたんですよね」と話す。中学3年まで新体操に打ち込み、全国大会にも出場した彼女は、その後、陸上やダンスと競技をかえて、スポーツに打ち込んできた。エスエスケイにエントリーしたのは、新体操ブランドと勘違いしたからで、野球のルールも知らなかった。

「通るとも思っていなかったし、入っても続けられると思ってなかった」会社で、10年を過ごした中村は、「パソコンが苦手で、仕入れや粗利など専門用語が飛び交い、数字に悩まされることに疲れて、1年目はずっと辞めたいと思ってました。でも、中途半端は悔しいし、信頼されるまでやってやる」とスポーツで培った負けず嫌いを発揮した。


チームプレーで行う営業活動

中村が入社以来担当しているのは、社内ではフロント業務と呼ばれる営業サポートの仕事。現在は、大阪エリアのサッカー専門店とネット通販店を担当している。新体操で団体種目をしていた中村は、「個人プレーよりも、チームプレーが好きで、コンビを組んでいる担当営業員や所属する課のメンバーと共同して、仕事をしていくのが好き」だと語る。

「私が上手くいってないときは、男女を問わず、相談に乗ってくれたり、食事に行ったりとガス抜きができているのも長く働けている要因だと思います。年数が経つにつれ、私も周りに声をかけられるようになりました」

営業員が社外で営業活動を行う間、フロントが社内で商品の受発注、チーム対応商品のスケジュール管理や調整、折衝を行う。「営業サポートという役割にはなりますが、上下関係というよりも、同じ目的のために突き進むチームとして働けています」

「フロントがもっとしっかりやらないと、という気持ちもあって、今、4名の女子社員がフロントリーダーとなって、社内からでも商品提案ができるように、取り組んでいます。決め細やかな対応や気持ちのいいフォロー体制など、女性だからこそできることがあると思いますし、今後は、展示会にも出かけて商談ができるようになりたいですね」

仕事もプライベートも楽しむ

「私が新入社員だった頃、営業の部署では産休育休復帰して働き続ける社員がおらず、ずっと働き続けるというイメージが持てませんでした。でも、最近では、複数回の産休育休後も復帰される社員もいて、働き方改革という社会的な流れもあり、女性にとっても働きやすい環境になっていると思います」

中村の入社した2009年には、育児休業中の女性社員は9名で、育児短時間勤務の女性社員は7名だったが、2018年にはそれぞれ12名と10名と増えた。社員数が126名から129名と横ばいながら、平均勤務年数も7.4年から12.4年と伸びている。

「10年間働いてきて、残業が続いたこともありましたが、2年前から、自分の時間をもう少し持つ工夫をしようと試みてきました。そうすることで、ジムで汗を流せるようになり、スポーツの良さを改めて感じることができました。リフレッシュして仕事に臨めますし、業務外の目的もできることで、計画的に仕事を進めることができます。それにトレーニングウェアやシューズなど、商品のよさや使い勝手を実感し、それを仕事での提案に生かすこともできています」

働き方改革がエスエスケイでも始まり、性別や年代を問わず、持続的発展が可能な働き方が求められている。「仕事もプライベートも楽しめるよう、自分なりにメリハリをつけて充実した毎日を過ごしていきたい」と笑顔で話す中村が、これからの働き方のひとつのあり方を示してくれた。

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