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群馬クレインサンダーズ佐藤文哉、「プレーオフを目指して」

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3シーズン目を迎えたBリーグ。2018-2019シーズンからヒュンメルがサポートを始めた群馬クレインサンダーズB2東地区でプレー。11月18日のAWAY奈良戦から、破竹の15連勝。23勝8敗(1月15日現在)で東地区の首位に立つ。「いいところも、課題も見えてきた」というキャプテンの佐藤文哉選手に、話を聞いた。

 

声をかけやすい雰囲気づくりを

群馬クレインサンダーズは、昨シーズンB2リーグ中地区でプレー。32勝28敗の3位で終わり、プレーオフに出場することはできなかった。「シーズン前半は調子が良かったのですが、ケガ人が出たり、疲れが出てきたこともあり、後半に失速してしまいました」と話すように、1月、2月は、ともに5勝1敗と好成績を残したが、3月から接戦をものにできず、3月から5月の22試合は8勝14敗と負け越した。「負けてくると、チームもバラバラになった感じがありました」と語る。

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大学卒業後、仙台89ERSに入団。4シーズンを過ごし、昨年群馬クレインサンダーズに移籍した佐藤選手は、今シーズンよりキャプテンを務める。「ベテラン、若手に関わらず、意見を出し合ったり、全員が声をかけやすい雰囲気づくりをしたいです。また、キャプテンとして、自分自身が声を出して、チーム内のコミュニケーションをしっかりととり、ハッスルプレーする姿をメンバーに見せていければと思います」

香川ファイブローズからアブドゥーラ・クウソー選手、仙台89ERSから嶋田基志選手、アースフレンズ東京Zから古牧昌也選手、バンビシャス奈良から喜久山貴一選手と、今シーズン、群馬には新しく4名の選手が加わった。「チームはとても良い雰囲気です。良い意味で新しいメンバーをいじったりしながら、コミュニケーションをとっています。チームとしての戦い方も、昨シーズンから継続するところも多いので、僕を含め、継続のメンバーは、新メンバーに伝えていっています」と、ムードメーカーとして、チームを明るくしているキャプテンは語る。

 

プレーオフを目指して

「チームとしては、今シーズンはディフェンスを強化していきたいです。身体をより強くするため、夏には、昨年以上にハードなトレーニングを行えましたし、誰かひとりに特化するのではなく、チーム全体でディフェンスし、またどこからでもアタックしていけるような、チーム全員で戦っていけるチームにしていきたいですね」

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年間60試合を戦うが、17節31試合の前半戦を終えて23勝8敗。「負けた試合のあとは、全員が改善点を修正し、やるべきことをしっかりとできているため崩れていないんだと思います。またチーム内でのコミュニケーションも年齢関係なくいいコミュニケーションが取れていると思います。キャプテンとしては勝った試合、負けた試合に関係なくチームにとってプラスになるような声がけをするように心がけています」

「チーム一丸となって戦い、東地区1位になり、まずはプレーオフへの進出を決めたいです。個人としては、平均得点数2桁、3ポイントシュート成功率40%を意識して、毎シーズン臨んでいます。個人の成績も昨シーズンを上回る結果を出したいです」とさらなる飛躍を語った。

 

群馬クレインサンダーズ

群馬県を本拠地とし、B.LEAGUE2部東地区に所属しているプロバスケットボールチーム。群馬を象徴する「鶴舞う形の群馬県」と「雷」から命名。鶴は日本の象徴ともいえる鳥であり、優雅な美しさと器用さなどを連想させ、雷はまさに群馬の象徴で、エネルギッシュでスピード感あるパワーを連想させます。群馬県の誇りと夢を乗せ、日本一のクラブを目指すべく、力強く優雅に羽ばたきます。
群馬クレインサンダーズ公式サイト