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野球の持つパワーを伝えていく

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ベースボール事業部の開発チームでバットを担当する西野成太郎は、入社初年度から、『バットのSSK』ともいわれる看板商品を担当し、野球の面白さと難しさを感じることになる。先輩社員に導かれ、野球の夢を追いかけたいと活躍の場所を広げていく姿を追った。

Seitaro Nishino 西野 成太郎

大阪本社勤務 /  ベースボール事業部所属
2016年4月入社 / 最終学歴:大卒、経済学部 / インタビュー:2018年3月実施

野球人口減少への危機感

「地元で地元のことを学びたい。生まれ育った街のことをもっと知りたかったし、地方自治体基準で物事を考えたかった」という高校生は、地元・福井の大学に進学した。野球やスポーツを将来仕事にしたいと思っていた西野は、大学時代の4年間、硬式野球部に所属しながら、スポーツ大型店でアルバイトにも励んだ。

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グラウンドや店頭で見かける野球少年が年々少なくなっており、野球人口の減少に危機感を抱くようになった学生は、もっと野球のことを学びたい、野球を活性化するためには、広くスポーツを知ることが必要だ、と社会人になる際には、地元を離れようと思っていた。

 

エスエスケイにのみエントリー

同級生が、銀行や証券など地元企業に採用を決める中、モノ、コト、情報に触れる機会を増やすためにも、慣れ親しんだ福井を出ることに決めた西野は、「いいモノを作っている会社に入りたい」という基準を重視した。ホームページをチェックし、様々な業種の企業説明会に参加した結果、スポーツメーカーで働きたい、という思いは変わらず、数あるメーカーの中から、「エスエスケイに入りたい」と思った。

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常に目的とその達成に向けた方策を練るタイプの西野は、大きな賭けに出る。面接官の印象に残るように、エスエスケイにだけエントリーし、「エスエスケイだけ受けています」と語った。その言葉にびっくりしたという総務グループの釜井は、「エスエスケイを志望する熱量はもちろん大切ですが、彼の言葉の背景に、想いだけではなく着実に目標に向かって進める行動力を感じたことがポイントでした。入社後も着実に活躍の場を広げてくれていて、嬉しく思います」と語る。

 

モノづくりの夢

エスエスケイに入社し、物流センター勤務を経て、その年の7月に配属されたのが、バットの開発担当だった。エスエスケイでは、例年12月にプロ選手と行う重要な会議がある。1981年、他社に先駆けて、プロ選手との意見交換の場としてスタートしたプロスタッフ会議である。現在では、販促担当、開発担当、協力メーカー、そしてプロ選手やNPB審判が意見交換し、次の開発に繋げる糸口としている。入社1年目の西野は、この伝統ある会議に出席したが、「ほとんど何もしゃべれなかったし、しゃべったことも覚えていない」と振り返る。

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2年目となる2017年のプロスタッフ会議では、一年をかけて商品を研究し、選手の好みやプレーを分析してきたこともあり、思っていたことを伝え、プロ選手の経験や思いもヒアリングすることができた。上司も成長を感じたというが、本人の手応えはまだない。「いいモノをつくっている会社に入りたいと思い入社して、『自分も』と思いましたが、今あるものがめちゃくちゃいいんですよね。硬式野球バットのスカイビートなんて、発売から10数年。今も一番売れています。つくるからには、それを超えるものをつくりたい」と夢を語る。

 

野球の持つパワー

西野は小学生の頃からずっと外野を守ってきた。「全体の動きが見え、視野を広く持って守れるのが好きなんですよね。一人ひとりの責任範囲も広いし、継続した集中力が必要なとことろも気に入っています」という外野手としての嗜好が、対局を見極め、行動しようとする今の仕事振りにも反映している。

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高校最後の夏の大会、ミスが敗北に繋がったと自らを責め、野球をやめようかとも思った西野だが、「野球から離れた生活をしようとしても結局できなかったんですよね。気がつくとグラブを触っていたり、試合結果が気になったり。エスエスケイに入って、野球がプライベートから仕事にもなりましたが、野球の持っているパワーを今まで以上に感じています。プレーすると、大人でもイキイキしてくるし、スタジアムの盛り上がりもすごい。それに、手間暇かけてつくっているバットやグラブもそう。それをもっと多くの人に伝えたいし、実感してもらえるように、野球の良さを広げていくことに貢献できればと思っています」

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