【チベット代表】
ヒュンメルの海外プロモーション成果の一つが2001年に現れました。当時まだ無名だったサッカーのチベット代表チームとスポンサー契約を結んだのです。これはチベット代表が3つの有名スポーツブランドに、契約する価値がないと断られた後のことでした。
クリスチャン・スタディールはこの契約に関して、こう言っています。「チベット代表チームの責任者が電話をくれたのですが、もうその話を聞いた瞬間に契約を決めていました。このプロジェクトには素晴らしく前向きなパワーを感じましたし、それにチベット代表と私たちが、お互いにトップを行く強豪たちに立ち向かっている者同士だという事に気付いたんです。」
史上初のチベット代表チームとユニフォームのプレゼンテーションが終わって間もなく、仏教徒だと公言している音楽・映画界の有名人、リチャード・ギアとフェイスレスのボーカル、マキシー・ジャズがチベット代表チームのシャツを着ていました。また、U2のボノやボブ・ディランもチベット代表のシャツを着てパフォーマンスをしました。
チベット代表ユニフォームシャツの後に登場したヒュンメルのシャツやTシャツ、その他のスタイルは大きな成功を収めました。その理由についてスタディールはこのように説明しています。「チベット代表チームと彼らが内在する価値観が時流にあったのだと思います。信じられないくらいに、チベット代表チームとはぴったり合いました。今の時代、ポルシェよりもオーガニックパスタが内在する価値観の方が高いのです。80年代のようにダンベルで鍛えたボディービルダーの筋肉よりも、ヨガで生まれた筋肉の方がいい。出かけるのなら、スモークマシンとミラーボールのあるディスコではなく、フロアに大きなクッションやキャンドルがあって、隅の方でミックスしているDJがいるクラブでしょう。私たちはヤッピーではなくボボ(ボヘミアン ブルジョア)なのです。」












