hummel×Rinard Madiotto
「パルクール − 究極の移動技術」
Team JIYO リナルド・マディオット
(インタビュー:2007年12月実施)
「パルクール」は日本ではあまりなじみのないスポーツだが、発祥地のフランスをはじめとして、ヨーロッパで人気のスポーツ。もちろん、デンマークでも超トレンドスポーツ。パルクールの持つ「哲学」に共感するヒュンメルがサポートしている。デンマーク人のパルクールスターである、リナルドとマーティンの二人にその魅力を語ってもらった。
■究極の移動技術
パルクールというスポーツは人間の体だけ、つまりいっさい道具を使わないで行う究極の移動技術といった感じかな。パルクールをやる人たちをトレーサーと呼びます。トレーサーは壁や階段、車などの街にある障害物や人工物を避けて、登ったり降りたり、飛び越えたりを繰り返して、効率よく移動します。
そのために非常にアクロバティックな技術が要求されます。その上、一瞬で次の行動を判断して体を反応させるので、判断力、勇気なども必要となる。高いところなどの移動では、一歩間違えば大怪我をしてしまうこともあります。
■哲学的なスポーツ
そのために常に体を鍛えていなければならないし、イメージトレーニングも大事。心を平静に保って、精神統一をしなければならない。常に自分の体と精神と向き合って、目の前の障害をクリアーして行く。そういう意味では非常に哲学的なスポーツなのかもしれないね。
パルクールを通じて本当にいろんなことを学んだよ。最近は映画にも登場しているね。リュック・ベッソンの「ヤマカシ」はまさにパルクールのトレーサーたちが主人公だし、去年の「ダイハード4」や「007カジノロワイヤル」の追跡、格闘シーンにも登場して話題になってたよ。あれがパルクール。僕は最初にインターネットでパルクールの存在を知って、興味を持ったのが始まり。僕らも今は映画、TVショーやコマーシャルなどによく出演しているよ。
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