
3.11東日本大震災による開幕延期、ドイツ、中国と二度の世界大会によるリーグ中断という例年にない試合日程となった今年のプレナスなでしこリーグ2011。なでしこ7名を擁するINAC神戸レオネッサは、代表での疲れとその後のフィーバーをものともせず、チーム結成10年目にして、初めてのリーグ優勝を成し遂げました。 開幕から期待通りの連勝を続けたINAC神戸。11節新潟戦では3-0のリードから、まさかの同点に追いつかれ、連勝は9でストップ。その後の12節岡山湯郷戦、13節伊賀戦は1-0で勝利したものの、14節浦和戦、15節日テレ戦はともに1-1のドロー。他チームから徹底マークにあい、簡単には勝たせてもらえない試合が続きました。 本日16節、ASエルフェン狭山FCを迎えたホームズスタジアム神戸は、INAC神戸レオネッサの初優勝を期待するファン5588人が詰め掛けました。試合は、ホームINACが優勢に試合を進め、25分近賀選手のゴールで先制。その後南山選手のヘッドで2-0とし前半終了。後半にも69分川澄選手、終了間際にPKで大野選手がゴールし、4-0で勝利。一試合を残して、初の栄冠を手にしました。
バックスタンドには、INAC神戸レオネッササポーター「雷音(ライオン)」のメンバーが声をあげて声援を送ります。コールリーダー三宅さんに聞くと、「シーズン当初はサポーターも2-3人で始まりました。観客数が少なかったため、バックスタンドも開放されておらず、居場所がない状況でしたが、ドイツでの優勝を境に、劇的に状況が変化し、こうやって大勢のサポーターと応援できています」と教えてくれました。 優勝を決めるホイッスルが鳴った後、これで優勝なんだ、と少し拍子抜けした感じがありながらも安堵したサポーター達。三宅さんは一緒に応援を送ってくれたサポーターに対し、声を詰まらせながら、「僕たちもベレーザや浦和のゴール裏と互角になれるよう、またこれからも一緒に女子サッカーを盛り上げていきましょう」と話しかけました。INACコールが鳴り響き、フラッグが振られたバックスタンドでした。

優勝セレモニーが行われ、トロフィーや賞金の授与、会長、監督の胴上げがありました。キャプテン川澄選手はインタビューで、サポーターへ感謝の言葉をかけた後、「最後までINACらしい試合をして無敗優勝を目指します」と力強く宣言。スタジアムは初優勝という熱気と歓喜に包まれました。 INAC神戸レオネッサ、初の優勝を手にしましたが、試合はまだ続きます。最終節は11/20(日)、AWAYで福岡Jアンクラス戦。無敗優勝をかけて戦います。そして、11/30(水)にはヨーロッパチャンピオンのアーセナルと対戦。これからの活躍も楽しみです。
優勝報告のスタジアム一周では、選手たちは記念の優勝Tシャツを着用。トロフィーを掲げ、手を振りながら、声援に応えました。試合後、限定300着で販売されたこのTシャツ。あっという間の完売でした。ヒュンメル直営2店舗では、S・Mサイズを限定発売。こちらもお楽しみください。















