名古屋オーシャンズが史上最多4度目のアジア制覇!

8月7日から17日にかけて、タイの首都バンコクでAFCフットサルクラブ選手権2019が行われた。通算10回目となる今大会に、日本からは、Fリーグチャンピオンの名古屋オーシャンズが出場。決勝戦で前回王者のメス・サンガン・ヴァルガサン(イラン)を2-0で破り、3大会ぶり、史上最多となる通算4度目の優勝を飾った。

3連勝でのグループステージ突破

国内では絶対王者として知られている名古屋オーシャンズだが、AFCを前にチームは万全と言える状況ではなかった。大会直前のFリーグ第12節では、エスポラーダ北海道にシーズン2敗目を喫した。また外国籍選手枠1、アジア籍選手枠1というリーグとは異なるレギュレーションで行われる今大会を前に、攻撃の起点となる安藤良平選手(日本代表)が怪我のため、現地に入るまで全体練習に合流できなかった。

そんな状況の中迎えたアラブ首長国連邦アルダフラFCとの初戦。前半4分、先制点を決められ、難しいゲーム展開になると思われたが、前半15分セットプレーから、星翔太選手が同点ゴール決める。その後は、オーシャンズらしさを取り戻し、4-2で初戦の勝利を掴んだ。「カップ戦は初戦が大事で、勝てたことでチームが勢いに乗れた」とキャプテン星龍太選手が語ったように、10日に行われた第2節クウェートのカズマSC戦では、立ち上がりから主導権を握って3-1で勝利し、残り1試合を残してグループステージ突破を決めた。

第3節は決勝戦で再戦することになる前回王者メス・サンガン・ヴァルザガン(イラン)戦。2点リードで迎えた後半8分、守備の要である星龍太選手が一発退場。主導権を奪われ同点に追いつかれるも、後半15分、ペピータ選手が再び勝ち越しゴールを決め、3-2で競り勝ち3連勝。グループD首位でファイナルステージ進出を決めた。

清水選手所属のタイ・ソンナム戦、そして決勝へ

8月14日に行われた準々決勝ではグループC2位のバモスFC(インドネシア)と対戦し、3-1で勝利。続く準決勝で、前回大会で延長戦の末、2-3で敗戦したタイ・ソンナムFC。今大会では、期限付き移籍している日本代表の清水和也選手を得点源に、グループBを首位で突破。準々決勝でも深圳南嶺鉄狼(中国)を5-1で抑えるなど、勢いのあるチームに、名古屋オーシャンズは、試合開始直後から清水選手にボールを触らせないようアグレッシブなプレッシングを仕掛ける。試合後、清水選手が「今大会で一番の圧力だった」と話したように、チームの戦略が上手く機能し、粘り強く戦うタイ・ソンナムを3-1で退け、決勝へ駒を進めた。

8月17日、グループステージ第3節でも戦った前回王者メス・サンガン・ヴァルガサンとの決勝戦。グループステージのリベンジに燃えるメス・サンガンを相手に、序盤からボールを保持し、試合の主導権を握ったオーシャンズ。「前からくるプレスの圧は予選とは違いました。予選で勝利していましたが、油断することなく試合に入れたことが良い結果に繋がったと思います」と決勝には復帰した星選手が語るように、前半7分水谷選手がチャンスを作り、平田選手が先制ゴールを決めると、後半13分、セットプレーから追加点を挙げ2-0に。その後、メス・サンガンのパワープレーを守り抜いたオーシャンズが勝利。名古屋オーシャンズは、6戦全勝で、4度目の優勝を飾った。

帰国後のFリーグ第14節、星選手は右膝内側側副靭帯損傷、脛骨・大腿骨骨挫で全治約3ヶ月の怪我を負ったが、「日本のフットサルがアジアで一番強いと示せたことはとても嬉しいです。来シーズンにこの舞台に立つためにも、リーグ戦を勝たなくてはなりません」とAFC優勝を喜びながらも、既に来年を見据えていた。また、「まずはチームを信じて、早く怪我を治しチームに貢献できるようにしたいです」と語った。アジアチャンピオンとなった名古屋オーシャンズ、3年連続、12度目のFリーグ優勝に注目が集まる。

名古屋オーシャンズ/NAGOYA OCEANS

名古屋オーシャンズは、Fリーグのスタートする前年に、日本初のプロフットサルクラブ大洋薬品/BANFFとしてスタート。翌2007年、Fリーグ規定に則り、名古屋オーシャンズと改称。チーム名には、名古屋港にホームアリーナを構え、海を越え世界に羽ばたいていきたいという思いが込められています。Fリーグ元年の2007/2008シーズンから、リーグ9連覇を達成。昨シーズンは2年連続となる国内三冠を達成。AFCフットサル選手権では最多の優勝記録4度を誇る。

【名古屋オーシャンズ公式サイト】http://www.nagoyaoceans.com/

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