【キーパーソン】
ヒュンメルのクールさを世に知らしめたのは、ファッションの功績が大きいといえます。ヒュンメル社のオーナーであり、ファッション部門担当のクリスチャン・スタディールが、ヴィンテージスタイルのスポーツファッションに注目したのは1998年。
そのきっかけは、当時ロンドンやパリのクラブシーンの人気DJ達を中心に起こったポストモダンスタイルからヒントを得たのと、ヒュンメルの地元オーフスのスポーツショップで、何気なく見かけた「ヴィンテージ・ヒュンメルはすべて売り切れました」という張り紙を見つけた瞬間までさかのぼります。
そこからヒュンメルファッションの快進撃が始まったのです。ヴィンテージスタイルによりスポーツウェアとファッションの融合に成功した現在では、コレクションを重ねる毎に、よりアグレッシブでユニークなファッションを展開しています。同時にヒュンメルファッションを身に纏ったハリウッドスターやロックスターなどの海外セレブリティが数多く出現する現象まで起きているのです。
実業家の父とファッションモデルの母に育てられたクリス チャン・スタディールは、その独自のビジネス感覚とセンスにより、ファッション部門はもとより、ヒュンメル全体に影響力を与えています。特に彼の功績が大きいのが、ヒュンメルのブランディング力を高めてきたという実績です。ファッションを通して、それまでの「伝統的なスポーツブランド」というイメージから「よりエキサイティングでイノベイティブなスポーツブランド」へと脱却させることに成功し、多くのファンを獲得。
また企業の取り組みとして、スポーツ支援をはじめ、音楽やアートなどの文化活動支援から、様々な社会活動にも貢献してます。2004年には「ハート・ファウンデーション」(心臓病基金)でチャリティTシャツを制作しました。











