V・ファーレン長崎、平和祈念ユニフォームを発表!

戦後70年、被爆70年を迎えた2015年の夏より、ヒュンメルはV・ファーレン長崎と平和を祈念するユニフォームを発表してきました。原爆の悲惨さとともに、スポーツのできる平和の尊さを感じられるようにという思いを込めたユニフォームも今年で4年目。平和祈念ユニフォーム着用マッチは、7月18日(水)神戸戦よりスタートします。

ナガサキから平和の尊さを発信

ヒュンメルは”Change the World Through Sport”(スポーツを通して世界を変える)をブランドミッションとしており、「スポーツができる平和な世界に少しでも貢献できるよう」サッカーやスポーツ文化を通して活動を行っているV・ファーレン長崎とは、背景は異なるながらも、同じ考え方で取り組みを行っています。

1945年8月9日、広島市に続いて長崎市にも原子爆弾が投下され、約24万といわれる人口のうち7.4万人が死没し、建物の約36%が全焼、または全半壊という凄まじい被害をもたらしました。2015年、未曾有の惨事から70年を迎え、ヒュンメルは、平和を祈り続けてきたV・ファーレン長崎と平和を祈念したユニフォームを発表。今年で4年目を迎えます。

また、昨年は、欧州4ヶ国での発売がスタートし、アルゼンチンメディア「lacasaca」が選ぶ2017ベストユニフォームで1位になるなど、平和祈念ユニフォームは、世界へ平和を発信する役割を担いました。

デザインコンセプト

過去3シーズンは、ナガサキから平和を発信するという意味を込め、平和祈念像をモチーフのひとつとしていましたが、今年はJ1で同じ被爆地のサンフレッチェ広島との対戦があることから、両地域からの思いを込めるために、平和の象徴である折り鶴をメインに、長崎県出身の岡本一宣デザイン事務所が担当。

年齢や性別、国籍も異なる多くの人々が被爆した歴史を、サイズやカラーの異なる折り鶴でデザイン。未来への広がりを意味するシェブロンラインをデフォルメしたV字をシャツの全面にプリントすることで、70数年の経過を表し、サッカーを通して、平和を楽しむことのできる今があることを表現。ナガサキの地から世界に向けて原爆の悲惨さと平和の尊さを発信します。

また、シーズンユニフォームの背面に入っている「UNICEF(ユニセフ)」ロゴを胸部にプリント。未来に夢と平和を繋げるため、世界中の子どもたちの命と健康を守る国連機関であるUNICEFロゴを無償で掲出し、ジャパネットホールディングスとして3年間で1億円の寄付を目指しています。

V・ファーレン長崎で6シーズン目を迎え、今年初めてキャプテンマークを巻いた髙杉亮太選手は、「平和祈念ユニフォームを着用してピッチを立つと、いつも以上に緊張と責任を感じます。被爆地である長崎のチームに所属してプレーをすることは、ファンのみなさんにサッカーの楽しさを、そして、すべての人たちに平和の尊さを伝える役割を持っています。平和祈念ユニフォームは、平和を発信する長崎の思いを、サッカーを通して伝えることができると思います。ピッチを駆け回るV・ファーレン長崎の選手から、73年前の悲劇の再確認と、これからの平和への思いを強めていただければと思います」と話しました。

現役時代には広島でもプレーした高木琢也監督は、次のコメントを発表。「今年で4年目の平和祈念ユニフォーム着用ですが、1年や2年で終わることではないと考えています。長崎に原爆が投下されて73年が経ちました。ただ、われわれは忘れてはいけません。平和祈念ユニフォームを身につけることで、平和の大切さをいろんな人たちに伝えることができます。そして、理解をしてもらえるきっかけになります。平和祈念ユニフォームは私たちの誇りです。私たちが、このユニフォームに袖を通して試合ができることが、またひとつ平和に繋がっていくと考えています。長く続けながら、平和祈念ユニフォームを大事にしていきたいと思います」

また、ジャパネットホールディングスの創業者であるV・ファーレン長崎の髙田明社長は、「我々は、クラブ創設時より、被爆地長崎にあるサッカーチームとして、サッカーを通して『平和』を伝えていく役割を担っていると考えています。この平和祈念ユニフォームを着用することで、長崎から日本のみならず、世界に平和を発信したいとの想いを込めています」

「今年は、2018オーセンティックユニフォームより引き続き、長崎出身の岡本一宣様にデザインを依頼し、平和の象徴である折り鶴をデザインに取り入れていただきました。また、胸の企業ロゴも、平和のメッセージをより強く感じていただけるよう、ジャパネットと共に平和を伝えるユニセフ様とさせていただきました。このユニフォームを着用することで、選手たち自身も改めて『平和』の大切さを感じながら、一生懸命プレーしてくれるものと思います。どうぞ皆様にも、この想いを感じていただき、共に未来に平和を繋げてまいりましょう」と語っています。

着用試合

「平和」を意味するチーム名を持つナガサキのサッカーチーム「V・ファーレン長崎」イレブンは、7月18日(水)神戸戦、8月1日(水)札幌戦、8月15日(水)鹿島戦、8月19日(土)セ大阪戦、8月31日(金)湘南戦のホームゲーム5試合で平和祈念ユニフォームを着用。また、ピースマッチと銘打たれた8月11日(土)アウェイ広島戦の着用は、現在調整中となっています。

ユニフォームの販売について

販売は数量限定で、フィールドプレイヤー用とゴールキーパー用のユニフォームシャツになります。6月26日(火)よりV・ファーレン長崎の「クラブオフィシャルオンラインショップ」、およびサテライトショップ「V・VAREN PORT」(長崎空港2階売店エリア)限定で予約受付を開始。また、平和祈念ユニフォームを着用する最初の試合会場でも数量限定で発売します。

V・ファーレン長崎/V-Varen Nagasaki

V・ファーレン長崎は、有明SCと国見FCが統合した有明SCを前身とし、2005年に現監督の高木琢也氏をテクニカル・アドバイザーに迎え、V・ファーレン長崎に改称。2009年より日本フットボールリーグ(JFL)で戦い、2012年にJFL初優勝。2013年シーズンよりJ2で戦う。V・ファーレンのVは、ポルトガル語で勝利を意味するVITO’RIA(ヴィトーリア)とオランダ語で平和を意味するVREDE(ブレーダ)の頭文字。それに航海を意味するオランダ語VAREN(ファーレン)を合わせた造語。日本初の国際貿易港である長崎から平和への発信と、県民の夢と希望を乗せ、勝利への航海を意味します。

【OFFICIAL SITE】http://www.v-varen.com/

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