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2007年にプロ宣言し、現在はオーストラリアリーグに所属するプロラクロスプレイヤーの山田幸代選手が、2017年ロンドンワールドカップを戦うオーストラリア代表に選出されました。2013年カナダワールドカップ時には、最終のトライアウトで落選した山田選手にとって、夢の扉が開いた瞬間にもなりました。

山田幸代
1982年8月18日生まれ 滋賀県出身
日本初のプロラクロッサー。2007年9月にプロ宣言し、2008年から女子ラクロス界では世界トップクラスのオーストラリアリーグに加入。2016年12月、念願のオーストラリア代表に選出され、ロンドンワールドカップで世界一を目指す。2013年4月から、母校・京都産業大学の広報大使も務めている。

2013カナダワールドカップでの代表落選

山田選手は、女子ラクロス・ワールドカップ2005に日本代表として出場。5位入賞に貢献しましたが、世界との差を痛感。これがきっかけとなり、プロ宣言し、2008年にはオーストラリアリーグでのプレーをスタートさせました。さらに、プレーシーズンの違いを利用し、半年はオーストラリアで、もう半年は日本でプレーするという、ラクロスづくしの一年を過ごしてきた山田選手。2016年は、オーストラリア代表の選考会に集中するために、初めてオーストラリアだけでシーズンを過ごしてきました。

「日本代表として世界を相手に善戦することよりも、日本人として、オーストラリア代表に選出され、世界一を目指す」と決断したのが、前回のカナダワールドカップ前になる2012年。しかし、最終選考で、『プレーは代表レベルだが、言葉の問題やその背景にある文化的な考え方、積極性に欠けている』という理由で、オーストラリア代表になることはできませんでした。

夢をかなえる1年に

4年後に持ち越されてしまったワールドカップ、世界一への挑戦。2016年シーズンは、慣れ親しんだクラブから、代表への近道として移籍も経験。レベルの高いチームで揉まれた1年を過ごし、代表候補としても、合宿や遠征など、幾多のチャレンジを乗り越え、最終選考に残った山田選手に、オーストラリア代表というワールドカップへの切符が、昨年末に届きました。「まずは、ワールドカップの舞台に立つ切符を勝ち取ることができました」と喜びを伝えてくれた山田選手。

ロンドンワールドカップ(2017 FIL Rathbones Women’s Lacrosse World Cup)は、2017年7月12日から22日まで。世界28ヶ国の強豪が世界一を目指してしのぎを削ります。開会式後に、イギリス代表のオープニングマッチでスタートし、決勝トーナメントが19日から。山田選手が目指すのは、もちろん世界一。7月22日に行われる決勝戦のフィールドに立つことから始まります。「8年間目指して来たスタートラインにやっと立つことができました。夢は必ず叶うと信じてやり続けてきたことが報われて、最高の気分です」

2017年は、元旦からトレーニングを始めた山田選手。「私はまだまだ成長段階。世界一の目標に向かって前進します。2017年は夢の続きを見るだけではなく、叶える1年にしたいです」と新たなチャレンジへのスタートを切りました。