V・ファーレン長崎「J1昇格へ向けて残り4試合」

J2リーグが佳境を迎えている10月後半。V・ファーレン長崎は、J1昇格へ向けて、10/21ホームで名古屋グランパスと対戦。ジャパネットDAYとして先着1万名にオリジナルTシャツが配られたこの試合に、今シーズン最大の12,923名がスタジアムに駆けつけました。

運命の一戦「ジャパネットDAY」

今シーズンの開幕戦は、「hummel THANKS DAY」と銘打った、ヒュンメル初の冠マッチでした。この試合に勝利し、幸先のよいスタートを切ったV・ファーレン長崎は、38節の名古屋戦を終えて、20勝8分10敗で勝点68の3位。ラスト4試合でJ1への自動昇格圏内の2位以内を目指します。

運命の一戦と銘打たれた名古屋グランパス戦には、開幕戦に続き、ヒュンメルもブースで登場。臨時ショップでサポーターの後押しを図りました。ブースにはヴィヴィくんも来場し、サポーターはもちろん、ヒュンメルスタッフも癒してくれました。

J1昇格へ向けて

ボールポゼッションでは名古屋に分があったものの、決定的なチャンスをより多くつくり出したのはV・ファーレン長崎でした。しかし、名古屋のGK武田選手のファインセーブに阻まれ、後半40分過ぎまで0-0。リーグ戦終盤での3位と4位の直接対決という緊張感のある中、スコアレスドローかと思われた88分、名古屋が先制点を挙げました。

しかし、8/27の京都戦から負けなし(6勝2分)で、9/24の千葉戦ではロスタイムに逆転弾、10/15の山口戦でも1点ビハインドから、ラスト15分で逆転と、最後まで試合を諦めない、前を向き続けるV・ファーレン長崎イレブンが、この日も失点の2分後90分にファンマが同点ゴールを決めました。

この日途中出場したキャプテンの村上佑介選手は、「この時期に、この順位にいられる“幸せ”と、負けられないという“緊張”を感じながらプレーしてます。今シーズンも残り4試合となりました。今シーズンはチャンスの年。そのチャンスをみんなで掴み取るために、選手全員で良い準備をしたいです」と話しました。

そして、サポーターに対して、「残り4試合、みなさんの応援が必要不可欠です。長崎の夢を叶えるために、僕たちと一緒に戦ってください。そして、僕たちを鼓舞してください。僕たちは必ずそれに応えます」と語りかけました。

J2リーグは残り4試合。J1昇格を目指すV・ファーレン長崎の熱い戦いから目が離せません。

V・ファーレン長崎について

V・ファーレン長崎は、有明SCと国見FCが統合した有明SCを前身とし、2005年に現監督の高木琢也氏をテクニカル・アドバイザーに迎え、V・ファーレン長崎に改称。2009年より日本フットボールリーグ(JFL)で戦い、2012年にJFL初優勝。2013年シーズンよりJ2で戦う。V・ファーレンのVは、ポルトガル語で勝利を意味するVITO’RIA(ヴィトーリア)とオランダ語で平和を意味するVREDE(ブレーダ)の頭文字。それに航海を意味するオランダ語VAREN(ファーレン)を合わせた造語。日本初の国際貿易港である長崎から平和への発信と、県民の夢と希望を乗せ、勝利への航海を意味します。
【OFFICIAL SITE】https://www.v-varen.com/

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