新監督に田坂和昭氏を迎え、2017シーズン開幕を目前に控えた福島ユナイテッドFC。開幕戦は、アウェイでのY.S.C.C.横浜戦。東日本大震災から6年となる明日、3月11日(土)に行われる試合で、福島を背負うサッカーチームが、新しいシーズンのスタートを切る。

HOMEユニフォーム「新たなスタート」

2017シーズンの福島ユナイテッドFCの新ユニフォームは、「新たなスタート」をコンセプトに、あえてプレーンなデザインを採用。福島Uのエンブレムがユニフォームの主役となり、存在感を放つように、ミニマルなデザインに。袖にはヒュンメルのモチーフであるシェブロンラインを4連で配置。未来への広がりを意味するシェブロンラインに、「勝利への意欲」「チームスピリット」「前進」「復興」という意味と思いを込めました。

また右袖には、引き続きFukushimaの文字を刻み、チームが常に福島と共にある、というメッセージを発信。震災から6年が経過しようという今もなお県外に避難されている方も含め、福島を背負って戦うチームを表しました。

アウェイユニフォームでは、左胸のエンブレムが中心となるような、クロスデザインを配置。福島Uを中心に、選手、サポーター、そして福島全体が「Link」する様子を表現しています。

田坂和昭監督は、「シーズン終了後に、応援してくれる皆さんと共に、笑顔になれるように、選手・スタッフ一丸となって、一年間必死で戦います。開幕戦は、3月11日に行われます。チームにとって、福島にとって、特別な一日で、特別な一戦です。これは選手や監督、コーチだけではなくて、AC福島ユナイテッドという会社やスタッフはもちろん、福島県民の皆さんと共に戦わなくてはいけないのだと思っています。そして、なんとしても勝ちたいという気持ちが非常に強くあります。開幕戦が3.11というのも何かの縁だと思いますし、福島の人に笑顔になってもらえるように、勝ち点3をとりたいです」と、シーズンを通して福島に笑顔を創り出すことはもちろん、初戦への強い思いを語ってくれました。

震災6年、3.11に開幕戦を迎える福島U

「福島を背負うチームとして、福島の復興の役に立つことを、福島の人にユナイテッドがあって良かったと思ってもらえることを基本的なコンセプトとしてきた」と語る竹鼻快GM。「この5年で大きく復興に貢献できたとは思っていませんし、復興したという実感もまだありません。被害の規模の大きさや、未だに帰るべきところに帰られない人たちが大勢いることを考えると、我々がやっていることは、ほんの小さなことでしかないように思います。ただ、チームとしては継続的に、風評被害の払拭、サッカーを通して街に元気や笑顔を、そして経済効果ということに取り組んできました」と語る。

風評被害の払拭を目的に、アウェイの地で福島の特産品を販売する取り組みなど通じて、福島の農家の人たちとの交流も図っている福島U。「サッカークラブとしては、なかなかできない取り組みで、リンゴや桃を作ったりと、繋がりを持てたことは、私たちにもプラスになっています。『今よりもいい福島を』という思いで、頑張っている人たちに刺激を受けながら、僕たちも一緒にやらせてもらっている感じです。福島をホームタウンにするチームとして、継続的に続けてこられたこと、そしてこれからもやり続けていくことが大事なのかな、改めて痛感しています」と、福島を背負うチームとして、一歩一歩、進んでいくと話してくれました。

3.11、J3開幕戦。両チームが黙とうをささげた後、シーズン開幕を告げるホイッスルがスタジアムに響きます。

福島ユナイテッドFCについて

福島県福島市をホームタウンにしたJ3に所属するサッカーチーム。UNITEDとは、「結ばれた、団結した」の意味で、チームや選手、スタッフ、サポーターが”ひとつ”になり、福島が”ひとつ”になり、発展していくことを指す。2012年シーズン、東北社会人リーグ1部を連覇し、全国地域リーグ決勝大会で2位となり日本フットボールリーグ(JFL)昇格。今年、J3リーグで4年目の戦いを迎える。
【OFFICIAL SITE】http://fufc.jp/