アンプティサッカー大会「レオピン杯」に協賛

病気や事故で手足を切断した選手が松葉杖をついてプレーするアンプティサッカー。春の全国大会「第四回レオピン杯Copa Amputee」(特別協賛:湧永製薬株式会社、オフィシャルサプライヤー:株式会社エスエスケイ hummel)が、5/13(土)-14(日)に大阪市の鶴見緑地球技場で開催されます。


アンプティサッカー大会「レオピン杯Copa Amputee」

「第四回レオピン杯Copa Amputee」は、花博記念公園鶴見緑地球技場で行われるアンプティサッカーの全国大会。アンプティサッカーは、日本では2010年に始まった比較的新しい障がい者スポーツで、全国に9チーム、95名が登録選手に。今大会には、84名がエントリーし、北海道と千葉と新チームのFC 1TOP、そしてTSA FCと静岡が合同チームとなり、6チームで争います。試合は入場無料で見られるほか、ネットでのライブ中継もあります。

日本アンプティサッカー協会副理事長で日本代表監督を務める杉野正幸氏は、4度目を迎えたレオピン杯の期待をこう語ります。「日本障がい者サッカー連盟が発足して1年。JFAのネットワークを活用した力強い情報発信のおかげで、選手数が着実に増えているだけでなく、運営に協力してくれるボランティアスタッフも多く集まってくれています。レオピン杯が、障がい者と健常者が混ざり合う共生社会実現の一助となるような大会にしたいと思っています」

レオピン杯は、2012年にロシアで開催されたW杯での惨敗を受けて、実践の場を増やすために新設された大会。「第一回レオピン杯が、2014年アンプティサッカーW杯メキシコ大会での日本代表の躍進に繋がったように、来年開催予定の世界大会に向けて、新たな日本代表選手が現れることを期待しています。是非、会場まで足を運んで日本アンプティサッカーの新たな歴史の証人になって下さい」

クラッチを使ってボールを蹴る体験会

また、大会2日目には、選手たちが使用するロフストランドクラッチと呼ばれる松葉杖を使いながらボールを蹴る体験会も開催。片足だといかにボールが蹴りづらいかが分かる、両足があるという当たり前のことが、いかに大事なことかが分かる、この体験会もおすすめです。

アンプティサッカーとは

30年以上前にアメリカの負傷兵が松葉杖をついてプレーするサッカーを、リハビリテーションとして始めたのが競技のきっかけ。フィールドプレイヤーは主に片足の切断者で、日常生活で使われる通常の松葉杖をついてプレーし、GKは主に片手を切断しており、片腕でプレー。フィールドプレイヤー6名とGK1名の7人制サッカー。日本には2010年に導入され、日本代表は2014年メキシコワールドカップで初勝利。決勝トーナメント進出も果たすなど、近年実力を伸ばしている。

【日本アンプティーサッカー協会】https://j-afa.jp/

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