main

高校3年生、17才でFリーガーとなったフウガドールすみだの清水和也選手。その年に4冠を飾った名古屋オーシャンズを相手にハットトリックを決めるなどセンセーショナルなデビューを飾り、翌年にはフットサル日本代表にも選出。3シーズン目となる今シーズンは、13節を終え11試合9得点。チームは10勝1敗2分で1位と滑り出しは好調だ。10月8日(土)に行われるFリーグ初のオールスター戦を前に、チームや代表への思いを聞いた。

清水和也
1997年2月6日生まれ 東京都出身
2014-2015シーズン、17才でFリーグデビューを飾り、16試合9得点。翌年は32試合19得点で最優秀若手選手賞を受賞。同年、初めてフットサル日本代表にも選ばれた。今シーズンは、世界に目を向け、肉体改造を行っている。フウガドールすみだ所属、フットサル日本代表。
【OFFICIAL TWITTER】https://twitter.com/0206_kazuya

Fリーグ初のオールスターゲームに選出!

Fリーグ10周年を記念したオールスターゲームが10月8日、宮城・ゼビオアリーナ仙台で開催される。わずか24名のオールスターメンバーに選出された清水選手は、特に投票のお願いなどをしなかったし、自分に投票することもなかったという。「自分が選ばれるかはファンの皆さん次第だと思っていました。出られるかはきわどいな、と正直思っていましたが、中間発表ではチームで1位なのでびっくりしましたね。フウガはタレント性を持っている選手も多いので特に驚きでした」

オールスター戦は、プレイヤーとしても楽しみだという。「第一はやっぱりお客さんを魅了できるか、ですよね。オールスターをきっかけに、もっともっとFリーグを見に来てもらえるように、エンターテイメント性を高め、自分を最大限に表現できるか。F-EAST (エスポラーダ北海道、ヴォスクオーレ仙台、バルドラール浦安、府中アスレティックFC、ペスカドーラ町田、フウガドールすみだの6チームから構成)にはPIVOがめちゃくちゃいるので、もしかしたらフィールドプレイヤー4名全員がPIVOという超攻撃的フットサルが見られたりするんじゃないかな、なんて思っています。ガチでプレーしたいと思いますし、森岡薫さんとは一緒にプレーしてみたいですね。やっぱり、Fではずば抜けてるなって感じますし、より身近でヒントを得られたらな、と思います」と、トッププレイヤーの中でプレーする喜びや楽しみとともに、オールスターをきっかけにさらに成長したいという貪欲な姿勢が垣間見えた。

*インタビュー後の10/6、森岡選手はケガによる欠場が決定しました。

白熱の首位攻防戦、vs 名古屋オーシャンズ

今シーズン、Fリーグは9月3-4日に小田原で行われたセントラル開催の第13節をもって一時中断となった。その13節、フウガドールすみだは、過去9シーズン連覇を飾ってきた絶対王者名古屋オーシャンズと対戦し、後半途中まで3-1とリードしていた。この試合、Fリーグ関係者からも、過去10年でもベストバウトの一つに数えることができるくらい白熱した試合だったという声が多く聞かれた。「確かにあの試合は、逆転に次ぐ逆転で、プレーしててもめちゃくちゃ面白かったですね。ただ、その分引き分けに終わったことが悔しくって。3-1でリードした時点で、失点をしないようなプレー、そこで勝ち切るプレーが求められてくるんですよね。それができなかった。ただ、逆転されてからも最後まで勝負をあきらめず、試合終了間際に追いつくことができましたし、今後に繋がる勝ち点1だと思っています。僕自身、リーグ戦で名古屋から上げた初めての勝ち点ですし、前向きにとらえています」

名古屋戦は首位攻防戦となり、前半戦の天王山ともなった。「僕は、大舞台で力を発揮できるタイプで、この試合にもリラックスして臨めました。言い方は悪いかもしれませんが、36試合のうちの1試合だと思って、気負わずにチーム全員で勝ちに行きました」と自然体でプレーした結果だと語る。「ただ、ここまで成績がついてくるとは思ってなかったですね。一試合一試合、出し惜しみなくやりたいなと思いますし、それで結果がついてきているのかな、と。それに、名古屋戦だけでなく、毎試合チームが良くなっているのを感じますし、どの試合を見に来てもらっても、フットサルの面白さを感じられるゲームになると思っています」

オールスターゲームの翌週、10月14日からFリーグは再開する。清水選手が所属するフウガドールすみだは、ホームにアグレミーナ浜松を迎える。「2巡目になりますから、ここからだと思います。フウガは優勝を目標に掲げていますし、ある意味、Fリーグでは特別なチームです。フットサルの魅力でもあるスピーディーな展開を実現するために、『切り替えゼロ秒』という須賀監督の考えを実践しています。攻守の切り替えはもちろん、あらゆるプレーの切り替えに必要なことだと、0秒で意識を変える。シュートを外しても、『うわー』となってないで、すぐに次のプレーに切り替える。フウガの強みは小学生からトップチームまで一貫性のある指導をしていることで、チームの方向性が世代を超えて共有できていることが大きいと思います」

日本代表への思い

8月半ば、清水選手は、日本代表としてタイランド5s 国際4ヵ国フットサルトーナメント2016に参加した。府中の皆本晃選手、大分の仁部屋和弘選手というトップ選手もいたが、AFC U-20フットサル選手権2017を見据え、若手中心のメンバーで構成された。初戦のタイを2-2のドローとした日本代表は、続くカザフスタン戦に0-9、最終戦もイランに2-4と敗れ、4位で大会を終えた。

「不安はめちゃくちゃあったんですが、日を重ねるごとに集団として良くなっていきました。1分2敗という結果に、『向こうはフル代表だから』と言われることもありましたが、そんな風に言い訳をしちゃダメだと思うんですよね。若手で行くといってもフル代表でしたし、結果を出さないといけないと思うんです。何がダメだったのかと考えさせられる大会でしたが、その中でもプラスに捉えられるようなこともあったので、今後どうチームとして改善していけるかだと思います」

アンダーカテゴリーでは中心選手としての活躍を期待されている清水選手は、この大会でキャプテンを務めたが、チームをまとめる難しさを感じたという。「まだ、A代表の選手に比べたら、経験も少ないですし、感じたことのない雰囲気の中で、どうチームを一つにするのか、ということはすごい考えました。8月の大会は、皆本さんと仁部屋さんというA代表の経験があるオーバーエイジ枠の選手がいて成り立っていた部分があったのですが、次からはそれもありません。そういう中で、僕一人の力では絶対にまとめ上げることはできないので、全員が同じ気持ちを持っていく中で、リーダーシップを発揮する選手が何人か出てきてもいいんじゃないかな、と思います。キャプテンということに縛られず、しっかりとチームのことを思って戦える選手になりたいと思っています」

インパリⅡPRO FLC PG(HAS5103)

PRICE:¥11,000+消費税 / SIZE:23.5-28.0cm

個性派モデル『インパリ』が機能アップして新登場

清水選手が着用するのは、この秋にリニューアルした『インパリ』。アウトソールを薄底設計にし、軽量化を図り、スピードを生かしたプレーを実現しながらも、シャンク機能をしっかりとキープ。デザインは、自然の造形美からインスパイアされたMOMENTUMデザインを採用しています。

「機能的には、まず違和感のないシューズですね。硬かったり、ちょっとフィットしなかったりという、ズレがないシューズです。僕のプレースタイルとして、シュートしやすいことが重要です。カンガルーレザーのモデルも履いてみて、自分にはアッパーに少し厚みがあるものがあっているな、と実感しました。このモデルは、人工皮革製で足が包まれている分、シュートがうちやすいですね。あと、ストップの時に体重が外に傾いて、シューズが破けやすくなるくらい負荷がかかるのですが、アウトサイドにサポート機能があって、ぐっと体ごと止めてくれるんです。この新しいインパリは、僕のプレースタイルにあっているなと感じています」