レインボーユニフォームで同性愛差別をなくそう!

7/4(土)、サッカーブランドとしては異例のユニフォーム発表がスペインのマドリードで行われました。Club Deportivo Guadalajara(クルブ・デポルティーボ・グアダラハラ)とヒュンメルは同性愛差別反対を目的としたレインボーユニフォームを作成しました。

ヒュンメル×クルブ・デポルティーボ・グアダラハラ

ヒュンメルはスペインのサッカー3部リーグセグンタ・ディビシオンBに所属するクルブ・デポルティーボ・グアダラハラの2015/2016シーズンのユニフォームシャツを発表しました。新しいユニフォームシャツは、クラシックな紫色のゲームウェアで、両脇にはメッシュテープでヒュンメルを特徴づけているシェブロンラインを配置。シャツ中央にはアイキャッチとなるウーブン製のレインボーテープをデザインしました。これはフットボールにおいて、ヒュンメルとデポルティーボ・グアダラハラが同性愛差別への戦いを挑むことを意味し、クラブと選手がLGBT(*注1)コミュニティをサポートするという宣言を現しています。また、新たなサプライヤーとなったヒュンメルはLGBTムーブメントに貢献し、平等と一体感を祝福します。

(*注1)LGBT・・・女性同性愛者(レズビアン/Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ/Gay)、両性愛者(バイセクシュアル/Bisexual)、性同一性障害を含む性別越境者など(トランスジェンダー/Transgender)を意味。

売り上げの5%が同性愛差別に反対する取り組みに

今回のユニフォームは、ヒュンメルのブランドミッション「Change the World Through Sport」(スポーツを通して世界を変える)にフォーカスしたもの。2012年より同性婚が認められているデンマークを代表するスポーツブランドとして、ヒュンメルはデポルティーボ・グアダラハラとともに、フットボールにおける同性愛差別に反対します。クラブが保有するNGO団体「Fundacion de Guadalajara」は、スポーツを用いてコミュニティにおけるポジティブな社会変化をサポートしています。また、このユニフォームの売上の5%は、同性愛差別による汚名や偏見を取り除いていくNGOの取り組みで使います。

クルブ・デポルティーボ・グアダラハラについて

Club Deportivo Guadalajara(クルブ・デポルティーボ・グアダラハラ)は、スペインのカスティーリャ・ラ・マンチャ州のグアダラハラをホームとするサッカークラブチーム。1947に設立され、4部・5部を主戦場にしていたが、2011/2012シーズンよりリーガ・エスパニョーラのセグンダ・ディビシオン(2部)に昇格。2015/2016シーズンは3部リーグセグンタ・ディビシオンBで戦う。

RELATED POST