SSKベースボールグラブは、1978年に開発したディンプルグラブに代表されるように、軽快な動きと絶妙の捕球感を追求。この確実な捕球と素手感覚はSSKグラブの基本コンセプトとして今も継続しています。機能性や職人の技、型や素材まで徹底的にこだわった最高級グラブや、化粧品にも使われる深海ザメの肝臓から抽出した皮革の栄養剤「スクワランオイル」を出荷時に塗り、仕上げにこだわったグラブを展開するなど、探求心と独創性を大切にグラブ作りを続けています。
1. 革の選別
使用している革は生後6ヶ月〜1年以内のキップレザー。風合い、しわ、キズ、きめの細かさ、手触りなど五感を最大限に使って選別を行う。職人の経験が必要な工程。様々な色に着色された1枚の革の厚さは2.3〜2.5mm。
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2. 裁断
機械の場合、裁断用の型で革をパーツ毎に裁断していく。また選手の好みによって微調整が必要な場合は型紙を基本にしながら手裁ちする。
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3. 革スキ作業
天然素材のためばらつきのある厚さを各パーツ毎に適切な具合に厚みを整えていく。耐久性が必要な捕球面は背面に比べると厚めになる。
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4. 焼印(刻印入れ)
グラブのシリーズ名などの刻印を捕球面などすべてのパーツに入れていく。
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5. 刺しゅう
選手名やチーム名など刺しゅうがある場合は縫製前に入れる。
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6. 縫製・背面縫製時のクセ付け
縫製作業の最初はグラブ背面の指部分をつなぐことから始まる。縫製時にはしっとりしたオイル調の革や少し乾燥した革、厚い革、薄い革など人の皮のように1枚1枚違う。その個性を見分けながらそれぞれにあった縫い方を行う。
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7. まとめ作業
ここまでの行程をまとめる作業。指や裏と表の革を合わす。この行程で誤差が出ると、違和感を感じてしまうというくらい大事な作業。ミシンの速度なども微妙に調整しながら、丸みのある指先、鋭角な指の又が大切。革の弛みなどないか細心の注意を払いながら仕上げていく。全行程中で一番難しく、職人の技術力で差が出る。
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8. 返し
裏向きで縫製してきたものを表側に返す作業。表に返す作業時に、スムースに返せるような特殊技法で革に負担をかけずに裏返す。
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9. 片出し(くせ取り)
革特有の微妙なシワやクセを120〜130度のアイロンで丁寧に伸ばしていく。革の風合いによって温度の上げ下げを行い、革の特性を考えながら適切な状態に仕上げていく。
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10. 裏縫い
グラブの裏部分を縫いつける。指先、指の又など特に注意する。
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11. 飾り縫い
指先、指の又などに注意しながら、親指と人差し指の部分を縫っていく。
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12. 合体作業
表パーツと裏パーツを張り合わせる。
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13. ヘリ革加工
傷つきやすいヘリの部分を補強するためにパーツを縫製していく。
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14. 芯入れ
親指と小指の部分に芯を入れる。
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15. グリス入れ
グリスを塗って表側と裏側のパーツを密着。
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16. ひも通し
グラブ全体で60〜70ある穴(多いものだと150にも及ぶ)に手作業で革ひもを通して締めていく。力のバランスが大切で狂うとダメ。特にキャッチャーミットは他のグラブに比べ穴も多く、作業時間がかかる。
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17. パンチングマシン
形は完成したが、まだ革の特性で固い状態。パンチングマシンを使って革をほぐす作業を行う。仕上げアイロンで指先から調整も行う。
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18. 仕上げの片付け
最終的な型を作り上げる。木製のパンチング棒で叩いたり、実際に手を入れて細かい部分を仕上げていく。ヒモの締め方、グラブのとじ方なども調整。
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19. 出荷
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