Sports Co-Creation

広島と長崎の平和への想いを表現したピースユニフォーム

Peace
この夏、初めて広島で開催されることになった「HiFA 平和祈念 2019 Balcom BMW PEACE MATCH」。サッカー広島県選抜と長崎県選抜のユースチームが、広島平和の日の翌日となる8月7-8日に試合を行います。被爆地で ある広島と長崎を象徴するユニフォームを、ヒュンメルがデザインしました。
 

スポーツを通して世界を変える

デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、ブランドミッション「Change the World Through Sport.(スポーツを通して世界を変える)」を具現化するための活動をデンマークやドイツ、アメリカ、シエラレオナなど、世界各国で行なっています。日本でも、アンプティサッカーのサポートやV・ファーレン長崎との平和祈念ユニフォームでの取り組みを行なっています。

Peace

平和祈念ユニフォームは、戦後70年、被爆70年を迎えた2015年の夏より、ヒュンメルがV・ファーレン長崎と発表してきた夏限定のスペシャルユニフォーム。原爆の悲惨さとともに、スポーツのできる平和の尊さを感じられるようにという想いを込めて発信。国内だけでなく、欧米など諸外国のメディアでも取り上げられ、広くスポーツのできる平和の価値を訴えてきました。

今回、そうしたスポーツを通して平和の尊さを広げる活動の一環として、ヒュンメルは「HiFA 平和祈念 2019 Balcom BMW PEACE MATCH」に大会エクイップメントパートナーとして参加し、広島県選抜と長崎県選抜、両チームのユニフォームをデザインしました。
 

平和を希求するユニフォーム

ユニフォームの最大の特徴は、両県の平和の象徴である原爆ドームと平和祈念像をどちらのシャツにも入れたこと。広島県選抜のユニフォームの前面には原爆ドーム、背面には平和祈念像を、長崎県選抜のユニフォーム前面には平和記念像、背面には原爆ドームをプリントしました。

Peace
世界でただふたつだけの原子爆弾の被爆地である広島県と長崎県が、同じ「核兵器のない平和」というゴールに向かって、お互いにリスペクトし合いながら、70年以上の歩みを続けてきたことを表現し、広島は長崎の、長崎は広島の想いや願い、悲しみを背負うデザインとしました。

また、右肩には被爆した日付をそれぞれ入れ、その日が永遠に語り継がれ、一瞬で人生を失うことになった人たちに想いを馳せ、スポーツが楽しめる平和が続くように願うシンボルに。未来に平和を繋いでくれるユース世代と共に、ピースユニフォームが平和を希求します。